モータードライバーのヒートシンクについて

「Smile BiDi-Repeater」と「Smile”Stack” BiDi-Repeater」のモータードライバーには、テスト用では有りますがヒートシンクを取り付けしています。

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汎用品のヒートシンクの中から、寸法の合いそうなものを見繕って取付していくのですが、取付方法はビス止めとする為に、ネジ穴を作らないとなりません。

 普通に通っていれば、中学校の技術の時間に使っていると思いますが、タップを使って雌ネジを切るという作業をします。

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スペーサー(プラビス)に使っているネジと同じ、M3x0.5㎜ピッチのタップを用意します。

 

 

汎用ヒートシンクのフィンの一部を折り取り、穴あけとねじ切りをします。

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まずは、モータードライバー(TB67H303HG)をあてがい、位置決めしてけがきします。
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1.2㎜と下穴指定の2.5㎜のドリルを使っています。全て手動で工作しています。

 

 

最初に1.2㎜ドリルで穴あけ。

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次に、指定の2.5㎜で穴を広げます。f:id:har_amc:20210509234318j:plain

 

 

最後に、M3のタップでネジを切ります。

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TB6643KQの方も同様に作業をします。

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1.5㎜~2㎜程の厚さしか有りませんが、プラビスもしっかり止まります。

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しっかり放熱させるなら、放熱用シリコングリスを塗る方が良いと思います。