中華レーザーカッターを導入してみた その4

ようやく、機械の動作確認に移っていける所まで来ましたが、これからソフトの使い方を学習して行こうと思います。

 

先ず初めに、「インクスケープ」と「LaserDRAW」の組み合わせですが、インクスケープについての記憶を辿ると、フジガヤさんの所で何かの設定についての記載があったのを覚えていましたので、インストールしてすぐに確認してみると、やっぱり仮想境界枠になっていましたので幾何学的境界枠に変更しました。

設定の確認は済んだものの、データを作るのには手が掛かります。

いつも思うのは、お絵描きツールは何で寸法で絵を書かせてくれないのだろうか?フリーハンドで書けと言われると、CAD使いには使いずらくてしょうがないのです。

これは3DCADにも言える事で、3面図を書いて線分3つを紐付けした方が簡単にかつ正確にモデリング出来ると思うのだが、誰も考えないのだろうか?もしかして既に淘汰されたのか?もしも私にプログラミング能力が有ったならそういうソフトを作るのに。出来なくてがっかりです。

 

 

と言う事で、JWWAutoCADでデータを作る方針で行こうと思います。

少し調べると、良さそうなレーザー加工用ソフトを見つけました。

色分けしたDXFデータを読み込むと、色に合わせて彫刻と切断が出来るので、非常にわかりやすそうなので、K40 Whispererを使ってみる事にしました。

JWWで四角と〇のデータを作成してK40 Wispererで読み込み、レーザー出力を絞って動作確認してみると問題なく動きました。

 

 

データを一から作る時間が無いので、DSairLiteのデザインシートのデータを入手して動作確認をしていく事にしました。

このデータはSVG形式作られているのでそのまま読み込んで加工に移れます。

 

 

表面に彫刻するのは勿論、ミラーをする事で裏面に彫刻する事も出来ます。

ここまで触ってみて、何とか実用化出来そうな感じを受けました。

 

 

試しに、ブラウンスモークのアクリル加工をしてみる事に。

レーザーの出力は、彫刻は15%x2回、切断は25%程に設定して、試しました。

問題なく加工できた模様。

生データでは、同じ所を4回切断したりしていましたので、データ上重複しているデータを消去しました。外周部については2回切断してしまうので、仕様なのか?何かの設定があるのか?調べる必要があります。(ネジ穴・SW穴の円については1回切断です。)

 

 

次にクリアアクリルで試してみます。

レーザーの出力は、彫刻は15%ⅹ2回、切断は35%程に設定して試しました。

双方共に、加工出来ました。(一部保護シートが残っています。)
幾度も試して、レーザー出力の最適値を探さないとなりません。

 

 

 

試しにDSairLiteに装着しました。

問題無く装着出来ました。

 

 

画面の視認性が気になりますが、多少暗めにはなりますが、特に見えないと言う事は有りません。





ロゴマークの大きさとDCC出力・DCIN表示など、少々手直しした物がこれ。

DCINの極性表示はデータが細すぎて少々消えている線があり、完璧に出力は出来ていませんが、元データを調整すれば上手く出来ると思います。

加工自体はまずまずといったところですね。

今後何か作る時は、タクトスイッチの上下間隔はもう少し広く設定して、文字の大きさを大きく出来る様にしないと彫刻の視認性が悪いですね。

 

 

GW突入の為、一旦ここで作業中断です。