CNC2417を発掘、アクリルパネルを加工してみます。

そろそろ基板とアクリルパネルをを発注しようと思いましたが、あちらは春節の休みに突入しておりまして、3週間から1か月位は仕事が溜まっていて時間が掛かりそうです。※それでも発注しておけば、早めに入手できるのですが発注していません。

 

なぜなら、CNC2417を棚から下ろしてきて、アクリルカットを試そうとしているからです。買ったものの、よくわからないので放置しがちですが、必要に駆られると使ってみる気にもなります。

 

数年も放置されていたので、どのようなソフトを使って動かすのか?100%覚えていません。USBメモリーや各所(家・会社)のサーバーを検索するも何が正解かもわからない状態です。ネット検索をすると、CNC2417についての記事が、ほんの少し見つかりましたので、記事にならって見る事にしました。

 

元となるアクリルパネルの図面は既に有ります。DXFのデータをCNCの加工のためのgcodeに変換する為に必要なソフト「bCNC」を入手して動かしていきます。

https://github.com/vlachoudis/bCNC/releases

何を使えば良いのか?わからないので、一番新しいのを入手しました。

f:id:har_amc:20220123222111j:plainベータ版の「bCNC-0.9.14.52-beta-git-exe.zip」を入手しました。

 

 

 

アクリルパネルのデータを取り込み、ネットを見ながら設定するも、完成には至らず。今日1日で一通りの設定(オフセット設定・カット設定)までは出来て、一連の動作をする所までは確認できました。エンドミルを取り付けてスピンドル回転させながら切削の確認をしていくと、まあ上手い事動いていないのが見て取れます。

入門機であるので、モーターの回転数が遅く、標準の設定では切削が間に合わない様子です。1㎜のエンドミルではたわみが見られ、2㎜にすると回転につられて切削線が曲がっていたり。3Dプリンターで作ったパーツで出来ているので、あまり精度を求めてもしょうがないですね。

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とりあえず、回転が遅いのであれば、feed(送り速度)を小さくすれば良いのですが、現状まだ設定場所が掴めていません。暫くは、調査と試運転を繰り返す事にします。

 

 

 

 

今日の様子。切粉が飛び散りますので、下半身だけでも何か箱のような物に納めておくのが良さそうです。

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リミットスイッチを取り付けたほうが良さそうではありますが、十分に注意を払えば無くても支障が無い事がわかりました。

 

上手い事設定さえ出来れば、試作品の製作には使えそうな感触です。

後処理などを考えると、量産にはレーザーカッターの方が良いですね。