Smile Stack (スマイル スタック)構想 その2

「Smile Stack」の基板を設計する前に、必要な機能をブロック図に表してみる事にします。

 

試作のリピーターのブロック図はこんな感じ。

絶縁型とする為にフォトカプラを使用したリピータ回路、信号確認の為の「見るだけ君」、2系統ブースター回路を搭載しています。

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スケッチを変更する事で、DSoneR3相当(+α)のコマンドステーションとして機能します。

※LDOは確かA側一つのみだったかな?

 

 まずは、リピータを中心としたスタックシステムとする為に、試作から機能を絞ります。

 

「1.リピータ+見るだけ君」はこうなります。表記は有りませんが、電源はDCC-INより生成します。

f:id:har_amc:20201122232347j:plain左側に、基板通しする為のバスを表記しています。「RAIL-DATA」の出力なので「O」表示です。※DCC-A・Bはスルーとして組み込む必要が有りそうですね。

 

 

「2.ブースタアレイ」です。

モータードライバーを2つ搭載し、電源も別で供給できる設計とします。詰めれば3個搭載も出来そうな基板面積では有りますがとりあえず2個で。f:id:har_amc:20201122232351j:plain「RAIL-DATA」は入力なので「I」表示です。DCC信号は出力の「O」です。

 

 

「3.デコーダーアレイ」は、DCC信号の選択と個別にデコーダーのCV設定をする為にディップSWを用意しています。デコーダー部分は、DCC館のTiny85を使用したデコーダー5つの搭載を目論んでいます。勿論、個別にスマイルコネクタを用意します。モータードライバーは「BD6231」を2個搭載してステッピングモーターが動かせる様に考えます。(1個積みなら普通のモーター用です。)※値段は・・・今は考えない事にします。

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 「RAIL-DATA」は使用しないのでスルー「T」表示です。DCC信号は入力の「I」です。

 

 

ついでですが、「4.コマンドステーション」も組み合わせ出来そうです。

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「RAIL-DATA」、DCC信号は共に出力の「O」です。

 

これらの組み合わせ(スタック)により、いろいろな事に使えそうです。

※単純に4と2を1つづつ使うと4系統のDCC信号の供給が出来る事になります。

 

 

上の画像では単純なブロック図に見えますが、非表示のレイヤーを重ねるとこんな感じになっています。秋月のB基板を落とし込んでおり、概ね位置やサイズの検討も同時に行います。

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デコーダー部分は、大まかなサイズにしています。

 

 

バス部分のコネクタは、UNOでお馴染みのコネクタを使ってスタックしていきます。f:id:har_amc:20201123003039j:plain

電流が大きい場合は、同じものを2列使いとすれば良いでしょうか?