「Smile Stack」の基板を設計する前に、必要な機能をブロック図に表してみる事にします。
試作のリピーターのブロック図はこんな感じ。
絶縁型とする為にフォトカプラを使用したリピータ回路、信号確認の為の「見るだけ君」、2系統ブースター回路を搭載しています。
スケッチを変更する事で、DSoneR3相当(+α)のコマンドステーションとして機能します。
※LDOは確かA側一つのみだったかな?
まずは、リピータを中心としたスタックシステムとする為に、試作から機能を絞ります。
「1.リピータ+見るだけ君」はこうなります。表記は有りませんが、電源はDCC-INより生成します。
左側に、基板通しする為のバスを表記しています。「RAIL-DATA」の出力なので「O」表示です。※DCC-A・Bはスルーとして組み込む必要が有りそうですね。
「2.ブースタアレイ」です。
モータードライバーを2つ搭載し、電源も別で供給できる設計とします。詰めれば3個搭載も出来そうな基板面積では有りますがとりあえず2個で。「RAIL-DATA」は入力なので「I」表示です。DCC信号は出力の「O」です。
「3.デコーダーアレイ」は、DCC信号の選択と個別にデコーダーのCV設定をする為にディップSWを用意しています。デコーダー部分は、DCC館のTiny85を使用したデコーダー5つの搭載を目論んでいます。勿論、個別にスマイルコネクタを用意します。モータードライバーは「BD6231」を2個搭載してステッピングモーターが動かせる様に考えます。(1個積みなら普通のモーター用です。)※値段は・・・今は考えない事にします。
「RAIL-DATA」は使用しないのでスルー「T」表示です。DCC信号は入力の「I」です。
ついでですが、「4.コマンドステーション」も組み合わせ出来そうです。
「RAIL-DATA」、DCC信号は共に出力の「O」です。
これらの組み合わせ(スタック)により、いろいろな事に使えそうです。
※単純に4と2を1つづつ使うと4系統のDCC信号の供給が出来る事になります。
上の画像では単純なブロック図に見えますが、非表示のレイヤーを重ねるとこんな感じになっています。秋月のB基板を落とし込んでおり、概ね位置やサイズの検討も同時に行います。
デコーダー部分は、大まかなサイズにしています。
バス部分のコネクタは、UNOでお馴染みのコネクタを使ってスタックしていきます。
電流が大きい場合は、同じものを2列使いとすれば良いでしょうか?