今週は、「AVRISP mkIIクローン」を1から製作する事にしました。
訳有って、TQFPソケットを使用したバージョンと、QFN変換基板を使用したバージョンの2種類製作する羽目に。
TQFPの方から作ったのですが、USBが繋がらず。もう一つ作って比べてみようと思いQFNバージョンも作りました。結果、USB系統の電源の接続が1本足らなかったというミスでした。
以前カブトムシボードでクローンを作った時同様に、AtmelStudioからプログラムを書き込んで行くのですが、ヒューズピットの書き換えが上手くいきません。
書き込んだ数値が、読み込みすると違った数値で返ってきます。
TQFPもQFNも真っ新のICですので、試しにIDEで「Arduino Micro」のブートローダーを書き込んでから、クローン化してみる事にしました。
「Arduino/Genuino Micro」を選択してブートローダーを書き込みます。
的中です。その後はヒューズビットが化ける事は無くなりました。
これは「Arduino Micro」の値です。
指定通りに設定します。
ロックビットについても同様に設定していきます。
これは「Arduino Micro」の値です。
こちらも書き換えます。
ATmega32u4として認識させるプログラムを、書き込みます。
そして、USBを挿し直すと「ATmega32u4」が現れます。
次は「AVRISP mkIIクローン」化する為に、コマンドプロンプトからコマンドを打ち込み、メモリ消去とプログラム書き込みをします。その後、再びUSBを挿し直します。
「AVRISP mkII」が現れました。
2つのうち片方は挿したままの純正「AVRISP mkII」です。
現状TQFP・QFNの2台とも、同じ状態になりました。
これから、書き込みテストに移って行きますが、すんなりとは動かない筈です。