TPI スマイルライターの製作 その17 QFNソケットの確認

しばし間が開きましたが、今度はQFNソケット版クローンの確認です。

 

中国からQFNソケットも購入していましたが、YP便で来たので時間が掛かりました。

 

早速、書き込み確認をしていくのですが、面倒な事が沢山有りました。 

まずは、ピン数が違いまして・・・。1ピン側に4ピンの余りが・・・。

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TQFP基板は44ピン、QFN基板は48ピンを使っています。

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そして、TQFPで余らしたのが22ピン側だったりでガッカリ。

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しばし嵌合を繰り返すと、コネクタが分解してしまった。

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何だよ?!ビス止めしてないじゃん。そして、焦って適当に嵌めたら、そこかしこのピンが曲がってがっかり。修復になんだかんだで延べ4時間ほど。老眼鏡を掛け、何とか修正し正しい位置にピンを戻す事に成功しました。

 

再発率100%なので、基板をはがして適当なビスで固定しておきました。ついでに、不要なピンは撤去しておきました。

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 そして、ピンヘッダ撤去の際、スルーホール破損個所有り・・・。しかも、USBの信号線の1本。USB差し替えたら出る筈の「ATmega32U4」が何回やっても出て来ないのでテスターで当たって発覚。適当に修正。

 

 

書き込み方法を漏れなく失念しているので、前回の手順で書き込みを行います。

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問題無くクローン化出来ました。

 

 

QFN版ATmega32u4は在庫で4個有りますが、全てに書き込みを行い、「AVRISP mkIIクローン」として認識する事を確認しました。

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ここまでで、一通りの検討はやったと思います。

 

大変、草臥れました・・・。

 

 

 

 

ついでに、勝手に「ピコピコ」暴走していたエアコンのリモコンも修理。パターン腐食につき、ジャンパー線2本で復旧。

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3~4千円の節約になったと思います。