CNC2417を発掘、アクリルパネルを加工してみます。その3

連日CNCを触っていますが、はかどってはいません。(難儀しています。)

 

アルミプレートでも加工して取り付けようとしていましたが、アクリル切り出して作れば良い事に気付きましたので、早速図面を起こして加工していきます。

 

仕事ではAutoCADJWWを使っていますが、普段はJWWを使っています。

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好き嫌いがあると思いますが、日本人的?にこっちの方が手になじみます。

 

 

bCNCに読み込んで、CAMの設定をしていきます。

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カットコマンド自体は、動作と画面上のZ軸の数値で動いている事が予想出来ていましたので今回は、ポケットを試しています。リミットスイッチのリード部分の逃げをポケットで切り込んでいます。(四角部分)

 

 

ポケット部分の作業中です。四角く螺旋状に彫り込んでいきます。

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誰に納品する訳でも無いので、材料はだいぶ切り刻んだテスト用プレートをそのまま使いました。

 

 

ポケット部分については、よく出来ていると思います。しかし、丸穴と直線カット部分で、摩擦熱によりアクリルが溶けてしまい。加工不良となってしまった所が多数あります。スピンドルの回転が相対的に早すぎたのだと思います。ドリルで穴あけして使います。ただ回転が早ければ良いというものでも無いようです。

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しかし、コネクタ部分用の切り込みを入れるのを忘れておりまして・・・、こちらもドリルで穴開けしています。

 

 

Z軸上側用は、ステッピングモーターのベース下に挟み込んで固定します。

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下側用は、ケース下側にビズで固定しました。

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微調整は、スイッチのプレートを曲げて調整します

 

 

あまり考えずにリミットスイッチを取り付けていますが、結構動作範囲が狭まっています。2417が2115位にはなっている感じです。まあこの辺は織り込み済ですので大丈夫です。

配線を調整して、基板に接続すればリミットスイッチ付きに変身です。