RailComを試す。 「RailCom Display」を試す。

以前の記事に有るように。DCCで本格的な自動運転をするには、「車両識別」が出来る事が必要と考えています。※ここで考察するまでも無く、既に存在していた方法でした。

 

昨年末より、電子工作連合で新しい動きが出ています。RailComに対応すべく、試作に入っています。

 

早速DesktopStation謹製「RailCom Display試作機」を試します。

※詳しいことは、↑を確認しながらになります。

 

ちょっとばかり引っかかったのが、DSair2の設定の「Enable Railcom Cutout」と言う表記。これに気付かず一日無駄に。

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PCのBIOS設定でいうと、「Enable」と言うと有効になっている事を示しますが、このボタンの場合は押す事によって「どう変化するか」を示しています。この場合押す事によって、「Enable:有効に変化」するという事です。

※DSソフトウエア全体で後者の扱いですので、全くの思い込みで有った訳ですが。

 

 

そして、使用するデコーダーは113系1500番台に組み込んだ「LocSound V5」です。f:id:har_amc:20210125221658j:plain

ギャップなどは設けず、ロフトの単なるオーバルにて試験します。

 

 

デコーダー側の設定については「LocProgrammer」を開いて、RailComを有効にします。

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車両アドレスは、何の変哲もない「3」です。

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事前にDSair2、FlashAirにRailCom Displayのそれぞれのソフトを更新し、何とかRailComDisplayにて車両アドレス「3」を検出する事が出来ました。

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ひとまず、「RailCom Diplay」の試運転には成功しました。これで、本格的な自動運転の幕開けと言ったところでしょうか?

 

 少々時間は掛かりそうですが、なごでん謹製「Railcom(Bi-Di) Detector」の基板の完成が待ち遠しいこの頃です。