しばし間が空きましたが、ちょっと進捗が有りましたので報告です。
リピーター試作機には、マイコンを通さずにDCC信号を再生成するロジック回路を載せていました。しかし、RailCom信号を出力する事が必須事項になると不必要になります。
そこで、再生成ロジックを積まず、基板上のSWはDCC入力又はS88入力の切り替えに利用すべく改造試作機を組み立てました。当初はパターンカットの不足により上手く動作せず。原因究明と修正に時間がかかりましたが、ようやく動く様になりました。
左はフルスペック機、右が機能削減機(RailCom版)です。ブリッジダイオードは勢いで付けてしまいましたが、不必要でした。
こちらはDCC入力です。SWは右側です。
SWを左にすると、S88入力となります。
引き続き、RailComDisplayを繋いで動作確認をします。
双方問題無く表示できました。
そして、元々のフルスペック機の方で未確認だったS88入力経由の「RailCom信号」の確認をしようと思います。
こちらは、回路の修正は行わずスケッチの入力端子の変更で対応します。こちらも大分難航しましたが、ようやく動作させる事が出来ました。方々に迷惑をおかけしました。
SWは右ですが、こちらはモータードライバーへの信号切替となっており、328Pからの入力となっています。左にすると再生成ロジックとなります。単にどちらの信号を使うかの選択になります。
スケッチの書き換えで入力を選択しますが、DCC入力用のスケッチは機能削減機と同一です。
S88版は、入力PINの設定を2(D2)より3(D3)に変更します。
割込み命令にも、変更が必要です。0から1に修正します。
これで、S88入力でのRailCom信号の確認が出来ました。
フルスペック機(RailCom版)の完成です。
数年放置されていましたが、ようやくリピーターの動作確認が完了しました。