TPI スマイルライターの製作 その14 AVRISP mkII クローンはIDEで動くのか?

TPIの調査も大詰めに差し掛かっています。(と思っています。)

 

「AVRISP mkII クローン」を「Arduino IDE」で動かす事、特に安定して動くようにする為に、デバイスドライバーについて、詳細に調査していきます。

 

今まで「AtmelStudio」や「Arduino IDE」を遣ったことの無いパソコンを使っていきます。(最初はWindows7です。)

 

クローンをUSBに挿し込むと、ドライバーのインストールを始めます。

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Windows Updateからの取得は失敗します。

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Atmel Studioをインストール後にクローンを接続すると、「Microchip Tools」に「AVRISP mkII」が表示されました。

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ここからは、Windows10です。 

 

 

すぐさま、AtmelStudioを立ち上げて確認すると、読み書き出来ています。

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「純正AVRISP mkII」を接続してみても、問題なく読み書き出来ました。

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次にIDE用のドライバーの設定をしていきますが、試しに2台の「AVRISP mkII」を接続して設定を試みると・・・、2つの選択肢が現れました!

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なるほど!そう言う事ですね。

 

 

 そして、2つともに設定を施しても、デバイスの場所は「Microchip Tools」から変わりませんでした。

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この辺は、特に関係ないのかもしれません。

 

 

そして、双方の「AVRISP mkII」について、「AtmelStudio」と「Arduino IDE」で動作確認を行い、滞り無く書き込み出来る事を確認しました。

 

とりあえずクローンが「Arduino IDE」で動く事が確認出来ました。

 

しかし、これで「めでたしめでたし。」とは行かず・・・。他のPCでは上手くいかないのであります。

 

まだまだ続く・・・。

 

 

 

 

 

 

 

TPI スマイルライターの製作 その13 純正AVRISP mkIIはIDEで動くのか? その2

気になってしょうがないので、TPI続けてます。

デバイスドライバー周りをじっくりと・いろいろいじって行こうと思います。

 

全て見ていた訳では有りませんが、最近のIDEのエラーはこんな感じです。

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とある参考ページの手順で進めてみます。やたらめったらドライバーを入れたのでクリアにして考える必要が有ります。

  

Microchip Toolsの所にある、「AVRISP mkII」ですがデバイスドライバーを一旦削除してしまいます。

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USBドライバーをインストールし直します。

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Jungoの下に「AVRISP mkII」が現れました。これは、AtmelStudioを入れたときに設定される場所の様です。どうやら違う様です。

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この状態だと、IDEでは使えません。の様です。

 

 

libusb-win32-devel-filter-1.2.6.0.exeをダウンロードしてインストールします。

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何やら、デバイスドライバーを選択するようなソフトです。「AVRISP mkII」を選んでインストールします。

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とある他の参考ページですと、違う所に入っている筈なんですが、場所は変わっていませんでした。どうやらそうみたいです。

f:id:har_amc:20200618135431j:plain(参考ページに拠ってまちまちなので、兎に角すんなり行かんのです。すべてがうろ覚えになっています。)

 

 

「純正AVRISP mkII」を使ってIDEで書き込みを試すと・・・、今までと違う動きをしています。

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見る限り書き込みをしている様な動きでは有りますが・・・、最後にはエラーだと宣っています。

 

 

エラーとは言われましたが、念の為書き込みが出来ているか確認する為に「AtmelStudio」で一旦メモリを消去します。

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そして、IDEに戻って書き込み(相変わらずエラーだと言っています。)の後AtmelStudioでベリファイを掛けます。

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何という事でしょう!ベリファイはOKだそうです。

 

「純正AVRISP mkII」+「Arduino IDE」でTPI書き込み出来ました!

という事で宜しいでしょうか?

 

 

 

しかし、クローンが・・・AtmelStudioでも動かなくなりました。

なんだかなぁ。

 

関門はあと1つなので、頑張ります。

 

 

 

TPI スマイルライターの製作 その12 純正AVRISP mkIIはIDEで動くのか?

今日も懲りずにTPI!

それでは、行ってみましょう。

 

「AVRISP mkIIクローン」をIDEで動かす事が、目下の目標です。しかし、2か月位試していますが、成功体験は有りません。

 

一つ重要な事が有りまして、「純正AVRISP mkII」が「ArduinoIDE」で使えるのか?という事を確認しなければなりません。

そこで、UNO R3とCOMBO用の「ArduinoTPI」ボードに「AVRISP mkII」用のICSP入力と電源供給用にUSB-miniB端子を追加する改造を施しました。

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説明の為、両方挿しています。

 

 

AtmelStudioとArduinoIDE双方で動作確認をしましたが、相変わらずIDEでは書き込み出来ません。

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これ以上試す事が思い浮かびません。やるだけやりました。

 

もう、AtmelStudioだけで良いんじゃないか?と思う今日この頃です。

 

 

 

TPI スマイルライターの製作 その11 1からのクローン製作 その3

今日も引き続き、TPIやってます。

 

何で「純正ArduinoMICRO」が最後になるのか?へそ曲がりの成せる業とでも言いましょうか。39ピンへの電圧印加が気になったので、確認する事にしました。

 

またもや、ユニバーサル基板に書き込み回路を組み込みます。

はじめに、抵抗無しで試します。今までのクローン同様エラーになりました。

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1kΩ抵抗を通して5Vを39ピンに接続すると、問題無く書き込み出来る様になりました。

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 これで、抵抗取付は必須だという事が分かりました。

 

 

なんと沢山の試作機をこさえた物でしょうか?「AVRISP mkIIクローン」4台に、「ArduinoTPI」2台と、計6台も作っていました。

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後は、クローンがIDEで動けば言う事無しなのですが。

恐らく、結構複雑な取り回しが必要な?デバイスドライバー周りの問題ではないかと思っています。

 

 

 

TPI スマイルライターの製作 その10 1からのクローン製作 その2

試作機の動作確認をしていきます。

 

TRAINO情報室に送って動作確認して頂いた、「AVRISP mkIIクローン版」スマイルライター試作機(カブトムシクローン)は、3.3V電源から1kΩを通して39ピンに接続してありました。

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これは、AtmelStudioの「TargetVoltage」欄が参照している電圧チェック端子に「電圧をかけてあげている」との事・・・の様です。

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※「ArduinoMICRO」では39ピンは未接続ですし、この点に関してはなぜこうなるのか?は完全に理解している訳では有りません。 とりあえずこれで動いているという感じです。

 

 

今回作った、試作機には3.3VのLDOは未搭載です。

カブトムシクローンの抵抗を、3.3Vから5Vに接続し直して動作確認たところ、特に問題無く動作しました。

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カブトムシクローンと同様に、TQFPクローンに抵抗を取り付けて動作確認をすると、問題無く書き込み出来る事が確認出来ました。

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これは、TQFPソケットを使っているので、当然プログラム書き込み機として使えます。これが有れば、プログラムを書き込み済みでの「ATmega32U4」頒布に対応できます。※QFNのICソケットを入手すれば、QFNにも対応出来ると思いますが、非常に高価です。

 

 

QFNクローンについても、書き込み出来る事が確認出来ました。

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とりあえず「AVRISP mkII」を製作可能という所まではたどり着きました。

 

但し、Arduino IDEでは動いていないので、暫し動作確認は続けないとなりません。

 

 

 

 

TPI スマイルライターの製作 その9 1からのクローン製作

 今週は、「AVRISP mkIIクローン」を1から製作する事にしました。

 

 

訳有って、TQFPソケットを使用したバージョンと、QFN変換基板を使用したバージョンの2種類製作する羽目に。

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TQFPの方から作ったのですが、USBが繋がらず。もう一つ作って比べてみようと思いQFNバージョンも作りました。結果、USB系統の電源の接続が1本足らなかったというミスでした。

 

 

以前カブトムシボードでクローンを作った時同様に、AtmelStudioからプログラムを書き込んで行くのですが、ヒューズピットの書き換えが上手くいきません。

書き込んだ数値が、読み込みすると違った数値で返ってきます。

f:id:har_amc:20200614221128j:plainTQFPもQFNも真っ新のICですので、試しにIDEで「Arduino Micro」のブートローダーを書き込んでから、クローン化してみる事にしました。

 

 

Arduino/Genuino Micro」を選択してブートローダーを書き込みます。

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的中です。その後はヒューズビットが化ける事は無くなりました。

これは「Arduino Micro」の値です。

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指定通りに設定します。

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ロックビットについても同様に設定していきます。

これは「Arduino Micro」の値です。

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こちらも書き換えます。

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ATmega32u4として認識させるプログラムを、書き込みます。

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そして、USBを挿し直すと「ATmega32u4」が現れます。

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次は「AVRISP mkIIクローン」化する為に、コマンドプロンプトからコマンドを打ち込み、メモリ消去とプログラム書き込みをします。その後、再びUSBを挿し直します。

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「AVRISP mkII」が現れました。f:id:har_amc:20200614222858j:plain

2つのうち片方は挿したままの純正「AVRISP mkII」です。

 

 

現状TQFP・QFNの2台とも、同じ状態になりました。

 

これから、書き込みテストに移って行きますが、すんなりとは動かない筈です。




 

 

 

 

 

ふるさと納税(壬生町)記念品追加。

栃木県壬生町ふるさと納税記念品に、Nゲージ1つのみ追加になりました。

 

栃木県壬生町(TOMY)」

 

 

<2006>C61-20 + <92843>12系(高崎車両センター)7両 室内灯装備 (81000)

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