11月10日 記事全体を修正・編集しました。
昨日、「ワンコインデコーダ for KATO Loco」試作基板が到着しましたので、早速作成してみました。
二枚の基板が・・・。
20分もすると、出来上がり。
在庫車両を出して来て・・・、内部を確認。
EF58、EF60、西武E581、その他EF81 北斗星やEF65も載りませんね。なんだか、古い車両ばかりですね。
こちらは、ホビセンで既にDCCになってます。
となると、これらしか、在庫が有りません。事前調査でNG判定ですが、物理的な問題ですので、確認の為に積んでみる事にします。
さっさとばらして、NG判定の所以であるキャブ部分の出っ張りを削っていく事にしましょう。
上級モデラーには怒られそうでは有りますが、対象部分を除いてセロテープでぐるぐる巻いて養生しました。
鉄工ヤスリで削っていきます。初めは荒目で削り、途中から細目のヤスリに交換して作業しています。
15分位、押して、押して、掃除してを繰り返します。
凸部分の境目が無くなるまで削ります。
あと少しです。
これ位で、OKとしましょう。
一度、基板の勘合確認をします。
基板厚を除き、物理形状に問題は有りません。
短絡確認の為、両極のダイキャストと部品間の導通を全ての箇所で当たります。
短絡等の問題は有りませんでした。
念のため、ダイキャスト上面にポリイミドテープを貼って絶縁しておきます。
LED取り付け前に、忘れずにプログラムを書き込みます。
チップ抵抗ではなく、3mmの電球色LEDを取り付けしました。
念のため、この状態で動作確認をします。
モーター及びF0は、問題無く動作しました。
後は、組み立てて行きますが、基板に当たってキャブパーツが浮いてしまっていますので、基板に当たる部分を切り取っていきます。
しかしまだ高い。
画像ですと手で押さえていますので、ICが当たっていますね。
とりあえず、一番背の高いチップコンデンサを、2012サイズに交換しました。
これでも、ほんの少し浮いてしまっています。(画像左寄り)
現状はICの高さがネックとなっていますので、キャブパーツを外す場合は、モーターの電極押さえを別途用意(切り取って使用も可)して差し込んでおく必要が有ります。
今日は、とりあえず2台こさえました。
同じアドレスでの、重連走行もOKです。
結論
ダイキャスト凸部の除去および基板差込部分の調整をする事で、DD51に搭載する事は「可能」となりました。
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車両と基板の関係について。
ダイキャストの差込部分は、0.6より大きく0.65か0.65より少し小さい寸法です。
KATO基板は、0.5mmです。
試作基板は、0.65mm~0.7mm有りました。
以下の考察は、どうやら間違いの様です。(その4の時点で加筆)
KATO純正基板厚の約5mm(0.4mm+α)に対し、車種個別の構造工夫により確実な接触を実現しているようです。
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結論
恐らく、車両側は0.6mm基板を想定しているのだと思います。がしかし、試作基板が厚い為に上手く嵌らないと言う事みたいです。
・試作基板については0.65mm~0.7mm(今回の物)となっているので、ダイキャストの差込部分を、基板に合わせ削って微調整するのが順当な対策と考えます。故障交換時などの場合については、基板の製造ロットによって基板厚さが変化する事を想定し、ダイキャスト削りと半田盛りを併用するという基本方針でいくほか無いと考えます。
※他機種(車種)に於いても、同様に対応していきましょう。
・KATO基板は0.5mmと、明らかに薄過ぎと感じ、スルスルとした装着感です。
はて?KATOの基板の厚さはどう考えたら良いのでしょうか??(アナログで試運転していないので、実際の走行(接触)状況は見ていませんが、ギクシャクしていないか心配です。) こちらは、基板に半田を盛って0.6mmに調整した方が良い様に思います。
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