NEXT18コネクタ比較

DCC電子工作連合で新たに採用する事になりました「LXWCONN」のNEXT18用のコネクタが届いていますので、確認してみます。

 

NEXT18コネクタの比較画像です。

中央が今回採用の「LXWCONN」のコネクタで、右側が2017年末に「LaisDcc 」より入手したメスコネクタです。左は問題の「MORETHANALL」製ですが、初期ロット品の為綺麗な仕上がりです。

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モールド形状・コンタクトの形状や色を見る限り、それぞれ違う製品に見えますね。

事前の資料で気になっていた位置決め凸部分ですが、新コネクタ(中央)が一番大きいので嵌合具が浅くなる方向に働きますが、クリック感が無いというのはこの辺の問題かもしれません。TRAINO情報室での導通試験の結果は良好の様で一安心です。

 

 

 

コネクタを反転してみて気付いたのですが、「LaisDcc」コネクタの右上部分の文字らしき物。

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これって”B”なのか?だとすると関係性が有る様な無い様な?・・・。4年以上前のコネクタなので、同一メーカーの金型違い(Rev違い)だったりするのかな?

 

 

 

「Smile BiDi-Repeater Mini」用「LCDオプション基板」製作

Elecrowにて佐川の配送が出来る様になった様で、私も試して見ました。「OCS」の様に発送連絡の翌日(又は当日)に到着するのに慣れると、通関完了までステータスが確認出来ない事も有り非常に辛抱が必要です。7~10日との事でゆっくり届きます。

 

今回は追加生産の基板2種と「Smile BiDi-Repeater Mini」用「LCDオプション基板」を製作しました。

 

 

早速、バックライト有り・無し2種類のLCDを取り付けてみました。

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LCDのサイズが程良く、47x33㎜の基板に出来たので6枚の面付けにしています。

 

 

 

バックライト有りは問題無く動きました。

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そして、バックライト無しも問題有りませんでした。(BL有りが動いていれば当たり前ですね。)

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LCDオプション基板の部品は、下部の部品と接触を避けられる位置に上手い事配置出来ました。

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DC/DC基板などの部品が3次元的に入り組んで、それぞれをかわす事が出来ました。

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裏面にチップ部品を配置して、表面をすっきりさせています。

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そしてアクリルケースの組み立てに使う部品がこれら。

25mmスペーサー、12mmスペーサー、13mm雄ネジ付きスペーサーに12と8mmのビス、1.2mmのワッシャー及び写真に乗っていないナットを使います。f:id:har_amc:20210924225433j:plain

そして、当然ながらLCDオプション基板は1.2mmにしています。

 

 

下から12mmビス、アクリルパネル、ナット、基板と組み立て、片や1.2mmワッシャと25mmスペーサー、LCD側には13mmスペーサーを取り付けします。

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ワッシャは25㎜スペーサーの下側に挟むのが良いですね。

 

 

LCD基板を装着します。

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その後12mmスペーサーを取り付けの後、アクリルパネルを挟んで8mmビスで固定します。

 

 

1.2mmワッシャを挟む事で、25角のDC-FAN外形が少々大きい問題の解決もしています。(これは8Aでも採用します。)

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今度は多少隙間が出来てしまってビビり音ががする事が有るので、ケーブルを挟み込む様に配置すれば抑えられます。制振用に2mm厚くらいのスポンジテープを貼ればベストですね。

 

 

思惑通り、LCD基板は上手い事収まりました。

 

 

「Smile BiDi-Repeater 8A」と「8A DC/DCコンバータ」の組み合わせ試験

だいぶ時間が掛かりましたが、ようやく「Smile BiDi-Repeater 8A」と「8A DC/DCコンバータ」の組み合わせ試験をしました。

 

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「8A DC/DCコンバータ」の単独試験は飛ばして、組み合わせの負荷試験を行いました。

f:id:har_amc:20210916233502j:plain室内温度は26度程で、試験をしています。

 

 

電子負荷を7Aに設定し暫く放置します。電流センサーの読みは7.5A程度を表示しています。モータードライバーのヒートシンク下で測った温度は66度程度で落ち着いているので、40度程度の上昇となります。その後電子負荷の設定を7.5Aまで上げた所で、OCとなりました。

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立ち上げ時の電流値は、6.5AでもサーミスタのおかげでOC判定される事なく、正常に起動する事が出来ています。

 

 

今回、DC/DCコンバータの放熱は、電子負荷の排気にて行っている状態です。本格的に使用するときは、50mm角以上のDCファンを用意し、モータードライバーと共に冷却をする事になります。

 

 

 

以下、7AからOCするまでの動画になります。

 

 

とりあえず「8A DC/DCコンバータ」は8Aまで動く事が確認できました。

これで、今出来ている基板の確認が終了した様です。

 

 

 

 

 

 

ふるさと納税(壬生町)記念品追加。

久しぶりにチェックしたら、栃木県壬生町ふるさと納税記念品に、1つだけ追加になっていました。

 「栃木県壬生町(TOMY)」

 

 

【セット】かもつれっしゃのワムくんと鉄コレ国鉄ED14(動力ユニット組込)(34000)

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「Smile BiDi-Repeater Tri-Booster」の検討

今度は、B基板で作る「Mini」でも無く「Stack」でも無い「Smile BiDi-Repeater Tri-Booster 」の基板を設計してみました。結果的にモータードライバー3個積んだ基板は製作出来そうです。

 

モータードライバーを3つ横向きに積んで、左方または斜め左後方より風を当てる感じです。DC入力として、ねじ式ターミナル(P5)を右向きに追加していますが、後方に付けるスペースが取れない為の苦肉の策です。

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今回は3系統の電源入力は設けず、同一電源を分岐する形にしています。

8AのDC/DC基板と組み合わせたらどうか?と言う試みですが、スケッチで3つの電流センサーの合計値について制限を掛ける様にすれば良いですね。

 

 

「Mini」同様に、LCDは別基板としています。

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やるだけの事はやって、概ね製作可能と言う事が判りました。これでリピーターについて、現状思いついている事は全て検討してみたという感じになりました。

 

※今回の基板については、初めから判っている事ですが、同一電源で使うなら8Aを1台使えば良い事なんですよね。

 

 

 

 

「Smile”Stack” BiDi-Repeater Mini」他の作成

「Smile”Stack” BiDi-Repeater Mini」と、だんだん名前が長くなって来ましたね。

そうです、今日は「Mini」版「Stack」を設計していました。(またやけくそです。)

 

「Mini」の基板には、スタックする為のピンヘッダパターンを追加しました。部品を極力詰めて、配線を6本追加しています。

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現状もアクロバティックな3D的部品配置になっていますが、更に困難な感じになりそうです。

 

 

そして、C基板にモータードライバー2個積めました。「Smile”Stack” Booster Array Mini」は製作出来そうです。

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そして、LCDオプション基板も併せて使うと「”Stack” Mini」の完成となる予定。

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何時になったら纏まるのか?何一つリリースしていない・・・。

 

 

 

「Smile”Stack” BiDi-Repeater」のスケッチ作成

 前回記事は6月初め頃なので、3か月も前の事でもう過去の物となりつつ?有りますが、「Smile”Stack”BiDi-Repeater」についての続報です。

 

ここ2週間程「Mini」用のスケッチを修正して「Stack」用のスケッチの作成をしていました。モータードライバーを3つ積むので、当然電流センサーも3つ積まれています。追加した2つ分のセンサーの値を取り込み、表示や各種制限に使います。

 

C言語でプログラムを1から起こせと言われるとどうにもなりませんが、コピペでパラメータを増やしていく作業であれば、「MSX-BASIC」で鍛えた?私なら何とか出来ます。(一体いつ時代の話をしているのだか?かれこれ35年くらい前の話です。)

項目を増やしては試運転を繰り返し何度も確認しながらの作業です。最終段階でどうしても読み解けない所が数カ所有り、確認して何とか完成の域に達する事が出来ました。

 

当初は「Railcom」の表示としていましたが、諸事情(画面の都合など)で「BiDi」表示に修正しています。

立ち上げ直後の画面です。「+BiDi」という事で当然ですが、BiDi信号を付加します。

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DCC信号を入力すると、「BiDi ON」の表示となります。

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「MODE」ボタンを押しながら「RESET」して立ち上げると「+BiDi」表示無し、という事でBiDi信号は付加されません。

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DCC信号を入力すると、「BiDi OFF」の表示となります。

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BiDi信号の有無の切り替えについては、「Mini」と「8A」も同一操作としています。

 

 

MODEボタンを押して画面を切り替えます。B1(ブースター1)の電圧及び電流値を表示します。

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再度MODEボタンを押して画面を切り替えると、B2(ブースター2)の電圧及び電流値を表示します。

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更にMODEボタンを押すと、B3(ブースター3)を表示します。

f:id:har_amc:20210909215618j:plain※B2・B3については当然「Stack」のみの機能です。

その後の動きは、純正の「見るだけ君」と同じ内容です。

 

 

ひとまず、3種とも一通り動く様になりましたが、電流値の表示に確認が必要な所を見つけてしまったので、もう少し観察する必要が有ります。

 

 

楽しんで作ってみたものの、リピーターが3種類も有るのは管理能力に乏しい私にとって面倒以外の何物でもありません。現状「Mini」と「Stack」は統合していく方向とするのが良い様に思いますが、

・C基板でモータードライバー2個積めるのか?

・C基板3枚に分けるのも野暮ったい。

・B基板に3個積んだら「Mini」でも「Stack」でもない。

どう料理しようか?

 

現状のブースターアレイを眺めて・・・、C基板で何とか成りそうな気もする。

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暫し悩もう。