S88-N在線検出ユニットの新機構を作る その4

S88-N磁気感知式センサーの素子として、リードスイッチを追加しています。

 

 現在、リードスイッチは多くの鉄道模型レイアウトで使われているとの事で、試験に加えていきます。

 

 破損防止として、ガラス管の上にモールドしたリードスイッチをチョイス。機構としては特に変わったことも無い、A接点のスイッチです。今回は、電源と出力のみ配線しGNDは使用しません。上手い事基板に載りました。

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動作確認してみると、モールドの両端部分は反応するものの、中心部分は反応せず。線路に対し直角に設置し、磁石を車両中心に設置すると反応しない可能性があります。反面、線路に平行に設置すると、2回反応する事になります。

※もしかしたら、取り付け方向が間違っているかもしれません。(方向を全く気にしなかったので、90度回転している可能性あり。)

 

 

これで、3種類の素子(センサー)の動作(反応)確認は出来ました。

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ネオジウムマグネットは、とりあえず2mm厚の物でそろえました。径は2~6まで1mm刻みです。

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大きい物・厚い物の方が強力なので、やはり感度が良くなる傾向です。(φ2で3~4mm、φ5で10mm程度で反応している様です。)

 

 

スマステ基板、設計始めました。その15 改版基板到着

スマステ基板ですが、改版にあたりメーカーを変えてみました。

 今度は、「Fusion PCB」の送料込み$7.9で作ってみました。

 

基板は当然、5枚ポッキリです。

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ぱっと見、こちらの方が綺麗です。シルク印刷は、滲む事無く綺麗に出来ています。f:id:har_amc:20180422175211j:plain

 パターン修正部分も、目視では直っています。上手く動いてくれます様に。

 

 ただし、今届いても触れないな~。

 

 

デモ用レイアウトでも作るかな。 その4

時間が無いので、部品配置と配線の作業に移って行きます。

 

レイアウト作成の為に、CADで原寸図を作り、プリントアウトしてきました。

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出来上がったレイアウトボードに重ねてみます。当たり前ですが寸法通りです。

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線路と各種S88-Nユニットを配置して見る。ポイントのケーブル長は足ります。

S88-N(MAGとIR)については分割したそれぞれのボードに各1つ基板が有るので直接配線しておくことが出来ます。ステレオミニプラグは1mの物を用意していますので、長さも問題無いと思います。

しかし、S88-N(GAP)については、上・下ユニットが上・下ボードにそれぞれ配線接続する必要が有るので、途中でコネクタ受けする必要が有ります。何を使おうかな?

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IRのセンサー作るのが・・・、何とかレール間に挟めないかと思う今日この頃。 

 

実際物を並べるて見ると、まだまだ気付いていない必要な物が有りそうだ。昇圧ポイントデコーダーも別制御になる為、追加しないとなりませぬ。

 

 

 

 

デモ用レイアウトでも作るかな。 その3

本日は、レイアウトボードの製作をしました。

 

製作だと!TOMIXのレイアウトボードはどうした?との声が方々から飛んでいる気がしますが・・・。

 

900x600の線路付きボードを持って、電車に乗る勇気は・・・無いです。

 

これなら、何とか持ち運んでも良いかなと思うのが、楽器ケースです。チョイスしたのはYAMAHAのキーボード用ケースです。内寸はおよそ930x330x75と丁度良い感じ。

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900x300のボードなら2枚収納できて、S88-N機器も中に押し込んで運べる計算です。

 

 

昨晩部材を手配し、朝から工具類を置き場から運び、自宅駐車場で日曜大工をします。

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久しぶりに出して使いましたが、スライド丸鋸は非常に便利です。

 

 

突貫工事で完成。912x306x37.5のボードが2枚出来ました。周囲に落下防止の為の柵を廻しています。

f:id:har_amc:20180421211941j:plain一部ホームセンターで加工した物が有りますが、反りが有ったので、手直しを余儀なくされました。捨て切りの指示を忘れたのが原因です。

 

 

突合せ部分は、反りの調整も含めて5本のボルトで繋げる様にして有ります。(実際使うのは3本で済むと思います。)

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 収納状態です。多少の余裕は有りますが、中で暴れる事無く収まっています。

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 日曜大工ですので、多少の誤差はご勘弁願います。

 

 とりあえず下ごしらえは出来ました。今日はここまで。

 

次は、線路の敷設、配線に移っていきます。

 

 

 

 

デモ用レイアウトでも作るかな。 その2

今の所息切れせず、集中して作業を進めています。

 

今日は、先日届いた「Nucky式在線検知ユニット」を組み立てました。部品の種類は多く有りませんので、間違いは少ないと思いますが、部品点数は多いので坦々と作業を進めました。

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ブリッジダイオード・・・、ずっしりと重いです。

(まだ、試運転はしていません。)

 

 

とりあえず、S88-N在線検知ユニットが揃いましたが、どの様に組み合わせて設置していくかと言うと・・・、両線路を片ギャップにして、フォトリフレクタはあっち、マグネットはこっちに と言った具合でしょうね。 

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 改造した「S88 Control基板(フォトリフレクタ版)」は元の配線に戻しました。

 

また、「S88 Magnet Control基板」の6番でも、「SK8552G版」Detector基板は問題無く動いていました。プルダウンでもプルアップでもどちらも同じ動きでした。閾値と抵抗値の問題でしょうね。

「S-5716ACDL0版」の方は、相変わらず論理が逆です。

 

 

S88-N在線検出ユニットの新機構を作る その3

昨日、「S88 Control基板」と「S88 Detector基板」が到着しましたので、基板の組み立てをしました。

 

Control基板は、パターンカットとジャンパー配線をして一応形になりました。とりあえず試作ですので、センサー側の都合で1から5番回路はプルダウン、6番回路はプルアップにしています。 スケッチの一部修正が必要です。現状6番は正しく動かないと思います。

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Detector基板との接続部分は、ステレオプラグにするか?ケーブル直出しにするか?と少々考えています。

 

 

Detector基板の方は、SK8552Gを10セット、S-5716ACDL0を2セット作りました。

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 1個写ってません。

 

 

マグネットシートには、等方性の物と強力タイプ(異方性の物が有るとの事。前回使った物は等方性で弱いタイプでした。強力タイプも購入して試してみる必要が有りますね。

 

 

 

 

S88-N在線検出ユニットの新機構を作る その2

基本動作は概ね大丈夫なので、車両に搭載して試験をして見ます。(車両に搭載といっても、磁石側なんですが・・・。)

 

 とりあえず、粘着付きマグネットシートを購入して来ました。

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ホールICとのクリアランスを確認する為に、 最低地上高の低そうな動力ユニットを出して来ました。

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車輪ぎりぎりの地上高なので、カット済のマグネットシール1片を底部に貼り付けますが・・・、これではマグネットがレールに乗ってになりますので、アウトです

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一応、直線のみが走れる状態はこれ。

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車輪のフランジ内寸に収めます。ホールICのモールド面とのギャップは1mm程度しか有りません。

 

 

試験走行は、こんな形態で行います。

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穴あけが面倒なので、レール継ぎ目に挿入する形でテストに望みます。

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 試験結果はこの通り。

 プルアップ回路の見直しで、何とか正常に動く様になりました。

 

 

ここで少々問題が・・・、マグネットシールは非常に弱く2mm位から反応しなくなります。

今後は、φ5程度のフェライト磁石や同径程度のネオジウム磁石に取り替えての検討をして行く予定です。

 

可能であれば、この休みの間に試作回路(S88 Control基板改造品)を組み立てようと思います。実験用に幾つか磁石を購入して来ないとなりません。