DesktopStationでは終息させようと画策していますが・・・。
私は「D99 HACX」を今さら掘り起こします!
今回試すのは、2.42インチOLEDです。今までの慣れ親しんだ、0.96インチのOLEDの2.5倍程の大きさです。うまくいけば、年寄りの強い味方となる筈です。
これを、皆さんの家に2~3台位は転がっている?であろう、スタンダードS(SXではない)に搭載しようと考えました。(うちには4台有りました。)
このくらいの位置に乗せれば、ロータリースイッチの穴を無き物に出来そうです。当然LED穴もなくなります。
何となく、鉛筆でケガキしてみる。
物理的には何とか収まりそうです。しかし、ちゃんと動くのか?
ネットの情報を元に、モード変更やリセット回路を組むと、あっさりと動いてくれました。(難航必至と思っていたので拍子抜けしました。)
恐ろしく見やすいです。とりあえず動作確認が出来ました。
※I2Cモードとリセット回路の説明を追記しておきます。
R4を撤去の上R3・R5・R7を短絡、CS-RES間に0.1uFを、VCC-RES間に100kΩを取付します。
あとは、GND・VCC・SCL・SDAの4本を結んであげるだけです。
ここまで出来れば、ユニバーサル基板にOLEDとタクトSWを取り付けし、ケース加工をするだけです。これがなんとも面倒臭いのですが・・・。
CADで部品配置したものをプリントアウトし、ケースに貼り付けて、OLED窓等を開口して行きます。
KATO印は、極力残しておこうと思います。
カッターでフィルムを切り取ります。
裏側を見たら、スイッチの配置がNGでしたので、手書きで位置変更です。
ドリルで窓開口の内側に沿って穿孔の後、ニッパーで切り取り、やすりで成形します。
組み込み過程は恐ろしい程複雑で、配線は最後の作業になりました。
タクトSWのはんだ付けすら、この状態でする始末。一度組んだら取れない仕様です。
※ばらすには半田ごてが必要です。
そして、いきなり出来上がり。
表にビス6本!しかも色違い(実は太さも違う)と、激しいやっつけ仕事感を醸し出しています。
マスコン脇に追加したビス頭が、操作時にちょっと当たってガッカリ。
スペーサーを工夫すればもう少しましなつくりに出来るかな?しかし、ここが非常に難しい所なのです。ちゃんと基板を作れば4本固定には出来るかもしれませんが、OLED固定が結構難しいかな。皿ねじで高さを減らして基板に固定してあげれば何とかなるか?
動作確認です。
マスコン回すと、かすって音が出ます。付け根のリブ部分を削ってしまえば、ビス頭をかわすのでOKです。
これは見やすくて、非常に良い改造となりました。
KATO(改)「POWER HACK StandardS」出来ました。
以下追記
参考ですが、中国方面の動きが非常に鈍いので・・・。
少量ですが、アマゾンでも手配出来ます。