スマステ基板、設計始めました。その7 UART用コネクタ

スマステ基板のUART回路が定まりましたので、今度は基板間の接続に使うコネクタとケーブルの確認に移ります。

 

5ピンx0.8mmピッチのコネクタが必要です。

f:id:har_amc:20170521165233j:plain

 

 

事前調査で、JSTのSUR/SUHコネクタでは無いかと目をつけ購入して見ました。

f:id:har_amc:20180128125358j:plain

 

 

SUHのコンタクト「SSUH-003T-P0.15」は、AWG28~AWG32に対応していますので、電線はいつも使っているAWG32を使います。

f:id:har_amc:20180128134753j:plain

 

 

ご覧の通り、非常に小さいコネクタ及びコンタクトとなっております。

f:id:har_amc:20180128125421j:plain

 

 

X9Sに使われているコネクタと比較します。外観細部に多少の差は有るもののほぼ同じに見えます。

f:id:har_amc:20180128125447j:plainf:id:har_amc:20180128124849j:plain

 

 

試しに勘合させて見ると、キツさやガタは無く嵌ります。JST同士の方が差込最後のクリック感はしっかり有ります。

f:id:har_amc:20180128125005j:plain

 

 

今まで端子圧着に使っていた「ホーザンのP-706」ですが、これでは「SUH」に対応出来ません。

f:id:har_amc:20180128125100j:plain

 

 

調査の結果、SUHのコンタクト「SSUH-003T-P0.15」に実績のある、ENGINEERの「PAD-01」を購入しました。

f:id:har_amc:20180128125116j:plain

 

 

単品のPA-11を買おうかと思いましたが、SPUのおかげか?楽天ポイントが7000ポイント以上(期間限定分のみで)あったのでセットの方を購入ました。

f:id:har_amc:20180128125130j:plain

今回だけで終わったら、非常に高い買い物ですね。

 

 

この0.7を使って、圧着していきます。

f:id:har_amc:20180128125144j:plain

 

 

はっきり言って、この端子・・・、見えんのです。 

試しに端子を一つ切り取って、ダイスにセットしようと思いましたが、セットに手間取り作業になりません。ランナー付きのまま圧着作業を進めます。

f:id:har_amc:20180128125518j:plain

 

 

当たり前ですが、コンタクトのセットも楽に出来て作業は捗ります。

f:id:har_amc:20180128125544j:plain

 

 

コンタクトをハウジングに挿入する際、ハウジングが割れました。ピンセットの先でコンタクト部分を押しているのですが・・・、割れます、何個も・・・、全敗です。(4個)

f:id:har_amc:20180128125717j:plain

これは、手が滑って思いっきり割れました。(勿体無いので、分裂しない限りは使います。)

 

 苦節2時間、ようやく2本が形になりました。

f:id:har_amc:20180128125640j:plain

 

 コンタクトは、AWG32~AWG36に対応している「SSUH-004T-P0.15」にして、もっと細い電線にした方が良かったかも知れません。

 

 

大変草臥れました。