スマステ基板のUART回路が定まりましたので、今度は基板間の接続に使うコネクタとケーブルの確認に移ります。
5ピンx0.8mmピッチのコネクタが必要です。
事前調査で、JSTのSUR/SUHコネクタでは無いかと目をつけ購入して見ました。
SUHのコンタクト「SSUH-003T-P0.15」は、AWG28~AWG32に対応していますので、電線はいつも使っているAWG32を使います。
ご覧の通り、非常に小さいコネクタ及びコンタクトとなっております。
X9Sに使われているコネクタと比較します。外観細部に多少の差は有るもののほぼ同じに見えます。
試しに勘合させて見ると、キツさやガタは無く嵌ります。JST同士の方が差込最後のクリック感はしっかり有ります。
今まで端子圧着に使っていた「ホーザンのP-706」ですが、これでは「SUH」に対応出来ません。
調査の結果、SUHのコンタクト「SSUH-003T-P0.15」に実績のある、ENGINEERの「PAD-01」を購入しました。
単品のPA-11を買おうかと思いましたが、SPUのおかげか?楽天ポイントが7000ポイント以上(期間限定分のみで)あったのでセットの方を購入ました。
今回だけで終わったら、非常に高い買い物ですね。
この0.7を使って、圧着していきます。
はっきり言って、この端子・・・、見えんのです。
試しに端子を一つ切り取って、ダイスにセットしようと思いましたが、セットに手間取り作業になりません。ランナー付きのまま圧着作業を進めます。
当たり前ですが、コンタクトのセットも楽に出来て作業は捗ります。
コンタクトをハウジングに挿入する際、ハウジングが割れました。ピンセットの先でコンタクト部分を押しているのですが・・・、割れます、何個も・・・、全敗です。(4個)
これは、手が滑って思いっきり割れました。(勿体無いので、分裂しない限りは使います。)
苦節2時間、ようやく2本が形になりました。
コンタクトは、AWG32~AWG36に対応している「SSUH-004T-P0.15」にして、もっと細い電線にした方が良かったかも知れません。
大変草臥れました。