「スマイルライターCOMBO」の製作 その4

まだまだ、試作が続いています。

 

何がって?COMBOのアクリル加工です。

 

 COMBO試作版のテストユーザーの中には、アクリルの保護シートを剥がさず使って居られる方もいらっしゃいます。実は、最初の発注から、そういうデザインにしていたんですが、勝手に白黒反転で作って来たんです。

現場の技術者は、はなから反るのが判っていたのでそうした(してくれた?)のでしょう。しかし、発注前に問題が有ったら、事前に連絡くれと言っておいたんですが。

 

そこで、それを承知の上で無理言って試作をお願いしました。

概ねレーザーマーキングして、白くなるデザインで試作して貰いました。

(黒部分が白く表現されます。白は透明、緑は開口部となります。)

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赤は位置をちょっと移動した所です。

 

 

そして、一応出来ました、なんとか(概ね)表現は出来てはいます。

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しかし、LED上部がシースルーに・・・。 ああ、「Made in PRC」。

 

 

 やっぱり、レーザー当てた面が、縮んで反ってしまいました。

f:id:har_amc:20190123102233j:plain上から、外周カットのみの2mm厚、下の3mm厚、2mm厚と反りが大きくなってきます。これではダメですね。

 対策方針としては、マーキング面積を半分以下にし、チェッカーフラッグの様に程良くデザインして、3mm厚にしたら何とかなりそうな予想です。

 

 

 

一応白黒反転のデザインに戻して、赤部分の位置変更した物を発注しました。

(これは指示用のPDFで、加工用にはDXFでデータを送っています。)

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「赤部分を1mm移動した、新しいデザインです。」と何度も念を押して発注しました。

 

 

そして、昨日届きました。ええ、届くだけは・・・。

 

 

赤部分が、前の位置だったり。

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これは、2回目に作った物と同じです。(これは一応使う事にします。)

 

 

 

赤の位置は指示通りでしたが、”s”が抜けていたり。

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これは、どうしようかな?

 

 これらを見ると、Aに関しては新しくいデータを作り直している様に思いますが、Pの方はそのまま作ったのか?と疑いたくなります。

 

いったい、どうなってるんだ!中国人?? これが、「Made in PRC」か。

 

 

穴あけ位置とマーキング位置が多少ずれてしまうのは、工程によっては多少の許容が出来ますが・・・。

もう、3ヶ月位やり取りしていますが、いつになったらFIX版が出来るのだろうか???

 

 

 

 

 

 

またもや戦線離脱

しばし、鉄道模型には触っていませんでした。でも、特に体調が悪くて入院とかしていた訳では有りません。

 

じゃー何をしていたかと言いますと、9月末から普通自動二輪の教習に通っておりまして。

本日3時間オーバーにて、やっと卒業出来ました。50近くになって初めて跨る二輪車(400cc)は怖い事この上なしでした。

教習中に一度、前輪ロックして転倒してしまい、腿にひどい青あざが出来たり、今も左側を下にしては、肩が痛くて寝られない状態が続いています。(少しづつは和らいで来てはいます。)

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車関係の仲間で、バイクツーリングに行こうかなんて話が出ていて、特に何のバイクに乗るとかは決めていませんし、持っていれば役に立つかも?程度の理由で取得するに至りました。乗らずに終わる可能性も十分に有りますね。

 

 

その他、新しいラジコンを組んでみたり。

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ラジコンの修理をしたり。

割れたシャーシ交換や、アップグレードパーツの組み込みをしました。

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特に走らせる訳でも無いのですが、片付けしてたら目に付いて、始めてしまって・・・。

 

 

二仕事済んだので、そろそろ鉄分補給の為、鉄道模型に復帰したいと思います。

 

 

 

 

 

 

リピーターによる、4閉塞単独ドライブの実験

だいぶ間が開きましたが、リピーターを使った実験をしてみました。

家ではやる気にならなかったので、外で試しています。 

 

因みに、リピーターとは何ぞや?と言う人の為に始まりはこれ

 

その中で 注意点として書いていた下記についての実験をして見ました。

・複数の分割トラック制御用(閉塞区間制御)のブースターとしては使えません。

 元のDCC信号に比べて、多少なりとも遅延が発生して位相がずれる為、同一線路の分割(ギャップ区切り)の制御には使用出来ません。(出来ないと思います。)

 

 


とりあえず、こんな感じにお店を開きました。

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 いつも試運転に使っている、「青い箱」と「見るだけ君」の間にリピータを2台接続しています。(パラレル接続となります。)

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青い箱の出力は、各リピータのDCC入力(上側端子)を渡って見るだけ君に入っています。

4個のモータードライバICから出た2次ドライバー出力(リピートDCC信号)は下側端子より各区間(4区間)に接続します。

 

 

赤丸部分で両ギャップを切って、4つに閉塞区間分けをしています。区間毎にリピーターからの出力を接続しています。

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 今回は隣り合った区間に、各ドライバー出力を接続しています。



 動作確認はこんな感じ。

問題無く走ってくれました。

 

 

結果:

・複数の分割トラック制御用(閉塞区間制御)のブースターとして使えません。た。

 「使えました!

DCC入力(1次側信号)をパラレル接続していく場合は、問題無く「区間制御」に使えます。

リピートDCC信号(2次側信号)を 他のリピータのDCC入力(1次側)に入力して使う場合には、「必ず遅延が発生」するので、アクセサリ用として使うか、他の線路系統の「共通1次側信号」に使用する必要が有ります。

 

お約束:

1つの線路(多数の閉塞区間有り)には、1つの1次側信号のみをパラレル接続して使用してください。「1次側DCC信号と2次(3次・4次・・・)側DCC信号を混在させてはなりません。」

と言う事です。

 

 

とりあえず、 実験成功です。

 

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以下追記

肝心な事を忘れていました。今回は何も考えずに同じ電源を分岐していましたが、別の電源で試運転する必要が有りました。

今後は、別の電源を使用した時のバラつきも考慮したチェックが必要ですので、試して行こうと思います。 

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そうそう、惜しまれながらディスコンとなっていた「見るだけ君」ですが、復活する事になった様です。DCCユーザー必携の一品ですので、極力入手をお勧めいたします。

 

 

 

 

「ワンコインデコーダ for KATO Loco」を試す。その5

今回は、0.4mm厚の基板に部品を実装して、プログラムの書き込みについての確認をしました。

 

COMBO-P搭載の無印コネクタにおいて、0.4mm基板でも問題無く書き込み出来ています。

接触不良も特に無い様ですが、一度でも1.6mm基板を挿入してしまうと、コンタクトが開いてしまい、薄型基板(0.4~0.8mm)が上手く接触できない事が考えられます。この場合、コンタクトを曲げ直して間隔を狭くする事で接触を図ることが可能です。当然ですが、戻し過ぎて向かいのコンタクトと接触する事は厳禁です。

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COMBO-Pの基板は、細かな修正を繰り返しながら第3版基板になりました。一応これを製品版とする事にします。

 

在庫の第2版基板は、量産試作として限定頒布予定です。COMBO-Aも第3版となりましたので、同じく限定頒布予定です。

がしかし、 コネクタアダプタが全く動いて来ないので、リリース出来ない状態では有ります。何時になる事やら・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

またまた々、ふるさと納税(壬生町)記念品追加。

栃木県壬生町ふるさと納税記念品が、2種類追加されました。

全体の品数も非常に少なくなってきていますので、こまめに追加していますね。

 

栃木県壬生町(TOMY)」

 

 

鉄コレ 札幌市交通局250形 路面電車100周年記念(253・シングルアーム車) 動力ユニット組込済(11000)

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長野電鉄 1000系ゆけむりセット 室内灯付(28000)

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今話題なのは「GSE」ですが、懐かしい車両「HiSE」が長野電鉄で走っているんですね!「E253 N'EX」もそうですが、生き残って現役で走っていてくれるのは嬉しいですね。

 

「ワンコインデコーダ for KATO Loco」を試す。その4 (その2の2)

その2で考察のみ述べましたので、実際の通電状況を見てみる事に。

 

KATOの純正基板を差し込んで、導通を確認します。

 

スリット内部の段付スロープ手前で、基板PAD部分と重なる時点では導通なしです。

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基板脇に段付きスロープが見える状態です。

 

 

スリット内部のスロープに乗り上げる位置になると。導通します。

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当然ですが、奥まで差し込むと導通されています。

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結論

DD51確実な集電を確保するには、接点部分の基板延長が必要になります。

 

 

但し、DD51に関しては、外科手術が必要になりますので、そう急ぐ必要は無いですね。基板改版時に対応して頂く事にしましょう。それまでは、電気機関車中心にDCC化を進めて頂ければ幸いです。

 

 

「ワンコインデコーダ for KATO Loco」を試す。その3

「その3」です。

0.4mm厚の基板が到着しましたので、「その2」で観察した重要な部分を詳しく見ていきます。

 

基板を置いた状態です。面付け加工による誤差でしょうか?、2枚中1枚は嵌め込み部分が多少きつめで基板幅の調整が必要な様です。

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スライド範囲は、1.5mm程度です。

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スライドさせた状態の他方の嵌め込み範囲です。PADは1mm程度しか掛かりません。(意図的に嵌め込まず、上に重ねています。)

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前回確認した部分ですが、スリット内部奥側(右側)の持ち上がった部分に基板端が届かないと、確実な勘合及び接触は図れません。

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純正ライト基板と並べて比較します。(DD51の基板「#3070」に於いての比較です。)

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およそ2mmですが差込部分を伸ばし、PAD位置も修正する必要が有りそうです。

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サンプルが、DD51の1種類しかないので、他の機種の純正ライト基板との比較が必要です。

テスターの皆さんにお願いがありますが、基板「#3070」と違うライト基板が有りましたら、比較画像を撮影して頂けると幸いです。