自作スピーカー製作

いつに無く並びの良いカレンダーと会社の心遣いにより、2日の休みで7連休とったこのゴールデンウィーク。中学校の時以来25年ほど心の隅にしまっておいたスピーカー製作に取り掛かろうと決心しました。

一昨年来、興味を持っていた、PARC AUDIOのウッドコーン。
限定品の”赤パーク”を購入すべきか悩み、2回のスルーの後、生産終了のアナウンスを聞いて、勢いで入手しました。同時に、13cmのPPコーンも購入しました。こちらは、後で2way化しても面白いかなと思い選定しました。


とりあえず、BHは加工精度の心配がありましたので、バスレフから始めて見る事にしました。 ロシアンバーチ合板や無垢材への憧れは有りましたが、費用面や震災後の供給不足もあり、エンクロジャーは15mm厚のMDF材とし、3X6板より、F131PP推奨箱とF121W推奨箱(6.5L)を切り出しました。デジタル設定式のパネルソーでの加工は、誤差もなく綺麗に切断されていますので、後は自分の腕次第です。
ユニットとダクトの開口は、自在キリを使って開口しました。ボール盤を持っていないので、手作業での開口になるのですが、芯ズレが心配でしたので、ケガキ線にセンタポンチ打ちの後に開口しました。木工にはどうなの?と思いましたが、意外と有効な様です。

トリマを使い、ダクト開口の面取りとユニット後面のエアーフロー対策用ザグリ加工を施し、ユニット取り付け用に爪付ナットを取り付けしてあります。調整後に、前面左右のラウンドバッフル加工、前面上下はテーパー状に加工しようと考えております。そう、”APM-66ES”の様なデザインです。(DC代表冨宅さんがMIDとTWの開発担当だったとお聞きしました。PARCサウンド鑑賞会にて)仕上げは、塗装もしくは突板仕上げを考えております。


製作開始から3日で、両者共音出しまでたどり着きましたが、両者の音を聞いたところ、F131PPの高域の不足を感じ、F131Pを手配(こちらも生産終了のアナウンス有り)すべり込みで入手できました。比べるものでもないですが、一旦比べてしまうと気になっちゃいます。


現在、F122Wのエージングと調整をしています。時間経過と共に初期の硬さが取れてきました。
しばらくは、調整の日々が続きそうです。


5/16更新
会社に持ち込んで、エージングした時の写真をアップしてみました。