「Smile WiFi Throttle」の設計 その5

 しばし間が開きましたが、検討が続いています。

 

タクトスイッチの感触について、指に刺さるのでキャップを付けて欲しいとの意見があります。

 

上面スイッチについては、アクリルパネルの穴を、リーマーで広げSWを適度な長さの物に交換すれば問題無く変更出来ますが、サイドボタンは標準より4mm程飛び出します。(息子は、無くても良いと申しています。)

これを調整するとなると、抵抗の行き先が・・・。何とかなるんだろうとは思うが、とりあえず無し?という事に・・・。

 サイドボリュームもφ16からφ20の物に変えてみていますが、大きすぎるのも微妙に使いにくいのでボツとします。

 

そして、比較画像がこれ。 

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OLED位置が深めなので、基板から剥がして画面高さの検討をしていると、FPCにダメージを与え?てしまって接触不良に。押さえつけると表示が戻るので、押したり離したりを繰り返しているうちに・・・、ピキッっと音がして、インターレス表示に。(左)

 

 

仕方なくOLEDのパネルだけ取り寄せて、交換をする事にしました。

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割れたOLEDパネルを摘出、吸い取り網でハンダを掃除の後フラックス塗布、久しぶりに出してきた0.3mmハンダを使って新しいOLEDパネルを取り付け。

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直りました。プログレッシブ表示に戻りました。

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OLEDパネルを良く見ると、交換した物はガラス面が少し大きいな。

 

 

OLEDの嵩上げをするのに、何か無いかと家中探して貼りパネを見つけました。

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OLED画面が、近くになりました。見た目に大した変化は有りませんでした。

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貼りパネは、 貼り直しが出来る糊なので、剥がれてきます。何とかしよう。

 

 

 

 

 

そうそう、先日これを購入しました。HOの113系横須賀色です。

3年間、通学で乗っていたヤツです。特にギミックも無いので基本4両と増結2両(T)を買いました。

f:id:har_amc:20190419101633j:plain外房線内房線では、6両編成又は4両編成で運用されていましたので、基本セットのみでフル編成が実現出来ます。

 

 

 

後は、国鉄特急色のアイツの発表を待つばかりです。そろそろ電化50周年※なので、出して欲しいと何度か陳情(とりあえずT社)はしておりますが・・・。出るかな~?

※およそ内房線は2年後、外房線は3年後です。

モノクラス9両再現の為、貫通扉の開いた奴が欲しいと思う今日この頃。

  

・基本4両(クハx2、モハユニット-M)

・増結2両(モハユニットーM)

・増結2両(モハユニットーT)

・サロ1両

・クハ(貫通)1両

の品揃えでパーフェクト!

 

皆さんも一緒に陳情して頂けると、私はとても幸せです。

(念の為・・・アイツとは「183系0番台」の事ですよ。車両はS47年デビューなので3年後に50周年ですね。)

 

 

 

 

「Smile WiFi Throttle」の設計 その4

引き続き、抵抗やSW・ロータリーエンコーダなど部品を搭載していきます。

 

実際、組み立てていると、そこかしこに手直しが必要な場所が見えてきました。

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動作確認の為、裏面(オプション?)のロータリーエンコーダも取り付けして、フルスペックにしました。いろいろ部品の到着待ちなので、ノブは適当なチョイスです。機能確認優先です。エンコーダやノブの組み合わせで高さが変わるので、どの位置が良いか良く考えないと。

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握り心地は、結構良いかも。

2つのロータリーエンコーダのスイッチは 、親指と人差し指で同時押しで非常停止、同時長押しで電源ON/OFFとかが良さそう。

 

 

そして、最後に配線の確認。(だからなんで最後?!)

先ずはメイン基板の確認から、抵抗値は同時押しでも意図した動きをしてくれました。エンコーダのパルスやサイドVRの動きも良さそう。しかし、スイッチ基板はダメでした。・・・・・あ、フットプリント間違ってる。

 とりあえず、パターンカットとストラップでSWが動くようにしないとなりませぬ。

 

 

既知の修正箇所 

・メイン基板

 ロータリーエンコーダのフットプリントの修正、その他。

 シルク追加・位置の見直し。

・スイッチ基板

 タクトスイッチのフットプリントの修正。また、位置のズレも修正有り。

 調子に乗って、何も考えずにGNDの塗りつぶしをしてしまうと、動作不良を招く恐れが高いですね。塗りつぶしは無しに変更。

 

※他から入手したフットプリントは、よく確認してから使う様にしましょう。

 

・アクリル

 面取りの間違い修正(これはクレーム事項です。)

 マーキングの検討。ソフトウエアによって対応するキーが設定できるので、ソフトウエアが落ち着いたら対応すべきでしょうか?それとも、抽象的な名前を付けておけば良いか?

10キーの並びは、勿論0から始めるんですよね?違和感アリアリでアリます。

 

 

 

 

「スマイルライターCOMBO」の頒布開始!

期せずして・・・本日、デスクトップステーションにて「スマイルライターCOMBO」の頒布が開始されました。

 

 

スマイルライター コンボ-ATYPE-A専用

COMBO-Aキット 3500円

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SmileConnectorを採用した、Smile Decorderシリーズ(MP3サウンドデコーダ、Slim等)用のプログラム書き込み装置です。0.4mmから0.8mmの薄型基板専用ライターです。

※制御マイコンにAVR(Aruduino)を採用したDCCデコーダーシリーズを「TYPE-A」と呼びます。

注意!TYPE-Pのデコーダーは使用禁止です。誤って使用すると故障します。また、1.6mm基板を使用するとコンタクトが変形し、薄型基板に使用出来なくなります。

 

 

スマイルライター コンボ-PTYPE-P専用

COMBO-Pキット 4500円

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SmileConnectorを採用した、Nucky製作のOne Coin Decorder用(互換品共)のプログラム書き込み装置です。0.4mmから0.8mmの薄型基板専用ライターです。

※制御ICにPICマイコンを採用したDCCデコーダーを「TYPE-P」と呼びます。

注意!TYPE-Aのデコーダーは使用禁止です。誤って使用すると故障します。また、1.6mm基板を使用すると、コンタクトが変形し薄型基板に使用出来なくなります。

 

 

 

・来週中には、Web Nucky部品頒布および名古屋電鉄(なごでん)頒布、においても頒布開始になると思います。各種デコーダー類と一緒にお買い求めいただけます。

 

 

COMBO-A完成品 5000円

COMBO-P完成品 6000円

  

 

 

ここ2ヶ月弱は、勤務先の繁忙期、デコーダーの設計、WiFi Throttleの設計、ここ数日でCOMBOキットの簡易説明書の制作やWiKiページの制作など同時進行で忙しくしていまして、いろいろ中途半端であります。
これから数日間はスロットルの評価・設計変更を優先して、落ち着いてからデコーダーの方に移っていく予定です。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Smile WiFi Throttle」の設計 その3

本日、先々週末に発注した基板とアクリルが到着しました。

 

COMBOの追加基板に、本題の「WiFi Throttle」の基板2種です。

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今回、基板は黒にしてみました。

 

 

そして、アクリルもCOMBOの物と、「WiFi Throttle」の物です。

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スロットルの物は、最初なのでカットのみです。 

 

 

基板を取り出して撮影です。メイン基板は150x100に2枚の面付けし、スイッチ基板は100x100サイズに3枚面付けしました。

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とりあえず、基板を重ねてみます。3段重ねでもずれる事無くピンヘッダ部分の勘合はバッチリ!完璧です。

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連合マークが、半分見えなくなってる。斜め下から見れば見えるのでOKです。 

 

 

アクリルも出して来て、記念撮影です。固定部分が心配でありますが仮組みしていきましょう。

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アクリル位置も、ずれ無くバッチリです。

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一度ばらして、上面スイッチをあてがってみます。まだ半田付けはしていません。

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f:id:har_amc:20190402221147j:plainエンコーダーは、設計長さの物では有りませんが、ノブを浮かしてなんとなく良い位置としています。

 

 

片手での10キーの操作は当然出来ます。やっぱり上面ボタンが押しやすいです。

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左手でサイドボタンを操作しながら、右手で10キーの操作も問題有りません。サイドボリュームも、親指と人差し指で問題無く操作出来ます。

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機構周りの寸法的な事項については、ほぼ問題ありませんでした。 

 

PCB周りについてですが、幾つか改善点が有ります。

エンコーダーの台座部分と、ESP-32ボードがギリギリの線でかわしている状態ですが、物が変わると当たってしまうかも知れません。

おまけで付けていた裏面のSMDタイプのエンコーダーのフットプリントが間違っていましたが、改版時にはリードタイプに変更します。リードタイプも間違っておった。

 

事前にわかっていたので、前もってアクリルを3mm厚にしていますが、140mm程度の間隔が空いているので、やはり握れば撓みます。更に厚い物にするか?そのままで差し支え無いか?とりあえず、触ってもらってから判断することにします。

 

 

 

 

 

ふるさと納税 記念品追加! 鶴ヶ島市

年度末ですが来年度向け? ふるさと納税の記念品が追加されました。

 埼玉県 鶴ヶ島市(KATO)

今回はNゲージ7種類、HOゲージ2種類です。 

寄付金額が変更になった物が多数あります。

 

 

F006 Nゲージ[九州で大活躍!ED76形電気機関車 展示セット](30000)

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G005 Nゲージ[京阪神を駆ける韋駄天!225系100番台「新快速」運転セット](50000)

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G006 Nゲージ[北の大地を駆け抜けた特急電車!781系展示セット](50000)

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G007 HOゲージ[東日本のローカル線で大活躍!キハ110展示セット](50000)

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H006 Nゲージ[栄光の初代西武特急!西武5000系レッドアロー運転セット(室内灯付)](70000)

 

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*50000円から格上げです。

 

 

 

H008 Nゲージ[懐かしのブルートレインEF65+14系あかつき 展示セット](70000)

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I001 HOゲージ[迫力のHOゲージをコンパクトに楽しもう運転セット](80000)

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*50000円から格上げ。

 

 

I002 Nゲージ[革新的なデザインで各賞総なめ!九州の特急885系運転セット 室内灯付](80000)

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*70000円から格上げ。

 

 

I003 Nゲージ[南紀白浜海岸線を行く!289系「くろしお」運転セット](80000)

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*70000円から格上げ。

 

 

「Smile WiFi Throttle」の設計 その2

ここ1週間程は、こっちをやっていました。

 

ESP-32に対する情報をいろいろ調べ、何とか回路図を作成する事が出来ました。

新しいコンポーネントやフットプリントを作成し、一応基板が形になりそうですが・・・。

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 サイドに有るボタンのうち、下側の10個については、操作性に難が有るのが明らかなので、ここまで頑張ったのになんですが、設計変更をする事にします。

 

 

サブ基板を上側に配置し、10個のスイッチを上面に配置します。

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お約束のモックアップです。本体は10mm程厚くなっていますが、幅は6mm狭くなっています。よりWIIリモコンの形状に近くなりました。

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操作性に関しては、サイドの4キーは2キー同時押し可能(6モードマトリクス)とし、モード変更などとして割り当て出来る様にしておこうと思います。

サイドキーと上面の10キーの同時押しの組み合わせも可能とし、例えば運転時にファンクションの10の位をボタン一つで切り替える事に使えば、F0からF28はもちろん、F39まではオペレーション可能となります。

ソフトウエア次第でいろいろ使える回路設計にしておこうと思います。

 

この場合、回路図は基板毎に分けて書かないとならんのだろうか?? 

 

 

 

「Smile WiFi Throttle」の設計

「KATO Loco 85:かとーろこえいてぃーふぁいぶ(仮称)?」と共に、同時進行で始めた事があります。

 

数年来、ESP-02を使ってWiFiスロットルが作れないかと妄想していましたが、諸事情により開発の糸口が掴めず断念しておりました。

KICADが何とか使える様になって来て、ソフトはさておきハードの検討・製作の目処が立ったと考え、機構(ハードウエア)のみですが開発を始めてみました。

 

 

今回選定したエンジンはこれ。

ESP-WROOM-32(ESP-32)と0.96インチのOLED及び18650バッテリー(ホルダー)を搭載している物です。 (ピンヘッダは検討の為適当にぶら下がっています。)

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これで、諸事情が一気に解決されました。 

 

 

とりあえず、叩き台として図面を作成。 バッテリーホルダーはアクリル内に内包させています。

前面中央上部に、プッシュボタン付きのロータリーエンコーダ、両サイドにVR(B50kx計2個)とタクトSWを7個(計14個)搭載しています。

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上側のSW2つは、親指と人差し指で使い分けが出来ますので、左右で別機能を割り当てるのが適当と考えます。

下側SW5つは、利き手によって使い分けられる様に、パラレル接続5系統としても良いかと思います。(ソフトウエア次第なので、ピンが許す限り別で考えます。)

 

 

印刷して、立体化してみます。

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大きさは、Wiiリモコンと同程度でしょうか?

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しかし、角の出っ張りの為、大きくて持ちづらい。

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 お世辞にも、持ちやすいとは言えません。Wiiリモコンは非常に持ちやすい。

 

 

そこで、背面パネルを持ち上げて、本体の見かけ厚さを減らします。

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バッテリー(ホルダー)がパネルから飛び出す形状に変更しました。

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充電回路は搭載されていますので、バッテリー交換の為に外す事はあまり無いと思います。しかし、数日間ぶっ通しで運転される方には、この方が都合が良いかも知れませんね。

 

 

 大分持ち易くなりました。  ※大分:「おおいた」ではない。

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概ね握って持てる様になりました。 形状的には、これで良さそうです。

 

 

ここまでは、何も考えず機構設計者が自分の手と相談しながらスイッチなど部品をを配置してみました。

各スイッチの機能割り当てをどうするか?どのピンに割り当てるか?等はこれから考えます。基板サイズが150mmx41mmなので、1枚基板にするか?分割基盤にすべきか?ピン配置は基板サイズにも影響が有るので慎重に行います。

 

使い方ですが、ロータリーエンコーダと2つのVRを使って3列車を運転しても良し、エンコーダのプッシュスイッチを非常停止にしても良し、ディレクションに割り当てても良し。プログラム次第でいろいろ使えると思います。