KATO Loco向け、車載DCCデコーダ 設計中!

また、違う事に手を出しています。

 

今回は、DCCデコーダーの設計をしています。

Nuckyさんが製作された「KATO Loco」シリーズの続編??とでも言いますか、品揃えを増やす為に、チャレンジしています。

 

基本設計は、あやのさん作「ATtiny85」のモーターデコーダーを踏襲しています。

 

そして、ターゲットはこれら。上はDD51向けの「DN163K1B」、下はEL等向けの「DN163K0a」です。

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先日、フレンドリーデコーダを大量購入した時に、一緒に手配しておきました。

 

 

これは、DD51向けの「DN163K1B」サイズの基板です。

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これが上手く行けば、ダイキャストをヤスリで削る必要が無くなります。

 

 

こちらは、EL等向けの「DN163K0a」サイズの基板です。
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 おおよそ、LEDの取り付け方で対応車種が分かれているようです。

 

 

双方とも、何とか部品配置と配線が出来ました。高さ方向については、現状未検討です。車体を観察せず、デコーダー基板の計測のみで作ったので、これから各所検討します。

 

※LED用の制限抵抗が抜けている事に、先程気が付きました。何処に置こうか?? 

V9/V10の脇に押し込むかな。2012サイズでは大きいかな?

 

 構想・準備に数ヶ月、設計は実働4日程度でここまで出来ました。ここからが結構長いと思います。

 

ふるさと納税(壬生町)記念品追加。

 

栃木県壬生町ふるさと納税記念品が、HOゲージ1種類のみですが追加になりました。

 

栃木県壬生町(TOMY)」

 

 

 

HO 24系25形(北斗星、東日本仕様)12両臨時編成 室内灯組込済(231000)

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すごい寄付金額です。私では、全く箸にも棒にも掛かりません。

 

 

 

 

ふるさと納税 記念品追加! 鶴ヶ島市

 

年明け第一弾のふるさと納税の記念品が追加されました。

 埼玉県 鶴ヶ島市(KATO)

今回はNゲージのみの     4種類です。 

 

D-16 Nゲージ[日本各地で大活躍!DD51ディーゼル機関車展示セット](20000)

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F-14 Nゲージ[異彩を放つ真っ赤な機関車!EF65電気機関車レインボー塗装機 展示セット](30000)

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G-16 Nゲージ[東京のニューフェイスE235系山手線運転セット](50000)

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H-09 Nゲージ[昼も夜も駆け抜ける!583系展示セット](70000)

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「DSair」を「DSair(改)」にアップグレード。

DSair2は絶賛発売中ですが、調査用に送ってもらった「DSair評価機」を肥しにするのは勿体無いので、「DSair(改)?」にアップグレードしました。

 

デジタル鉄道模型フォーラム」に「LOCKE」さんが情報提供されており、2番煎じでは有りますが、私なりの解釈で電流センサーを実装してみました。 

 

とりあえず回路図を調査して、取り付けるACS711周りを確認します。

 回路図中はACS712と表記されていますが、使用する電流センサーはACS711ELCTR-12AB-Tです。

 

DSair2(試作時)の回路図。S88やI2Cは載っていません。

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DSoneR3の回路図

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 回路図を見比べると、ACS711(ACS712表記)と328P間の回路(ANA_CURRENT)に、「DSair2(試作)」にはR16(100Ω)とC10(0.1μF)が入っていますが、どうやらこれらは不要の様です。

また、ACS711の1・2PINと3・4PINの入出力の方向が逆ですが、ICは双方向(AC対応)みたいですので、ここはDSair2(試作)の回路図を優先で接続する事にします。

 

 

早速実装してみましょう。

変換基板を介し、ACS711を取り付けしています。
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先ず初めに、TB6643KQの電源入力(7番ピン)のパターンをカットします。

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カットしたら、導通が無くなった事を確認します。(カットした部分に電流センサーを挟み込む様に追加します。)

 

 

 

取り付け前の部組み写真を撮り忘れましたので、グルーガンで固定後の画像をば。

・8-5間に0.1μF、5-6間には1μFを取付。(0.1μFのリードは1μFの下側を通っており、空中で交差しています。)

・8PINに5V(赤)、5PINにGND(黒)、7PINは「ATmega328P」の25PINへ接続(黄)します。

・3・4PINは12V入力なのでDC-IN側より給電(白/黒)、1・2PINは12V出力なのでTB6643KQの7PINへ接続(黒)します。

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部品面側から半田付けしてあり、基板裏面は適度に鑢をかけてフラットにしてから、基板面へグルーガンにて固定してあります。(周囲のみ点付け接着)

 

 

 全景はこんな感じです。

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各部短絡確認の後、電源投入します。

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LEDが点滅しています。一応事故無く動いてくれている様です。

 

 

ケース下部にも問題無く収まっています。

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※ACS711の取付位置に関しては、ACS711が過熱する場合にはSDカードスロット上に取り付けた方が放熱に有利ではあります。

超薄型SOP8変換基板を用いて、裏面中央のベタパターン上に配置するのも良いと思います。(赤黒線の辺り)

 

 

 

 

KATOのAR1オートリバースコントローラーを入手

先日ハードオフを巡回していると、研究の為に欲しかったAR1とデコーダー等のDCC製品が大量に入荷していました。ご近所?のどなたかが大量に持ち込みされたとの事でした。デジトラックスのスロットルやブースター等も有った様に思います。PM42も有りましたが、予算が足りない・・・。

 

とりあえずAR1を眺めながら、同等機能を実現する回路を考えて見ようと思います。(全く出来る気がしないのは、ここだけの話しで・・・。)

ATTiny85を使用した「TYPE-A for KATO Loco(大)デコーダー」を作ってみようか?と妄想しているので、調査の為にデコーダーも入手してきました。いろいろ型番が有りますが、LEDの長さや色が違っているだけで、基板自体は全く同じ様に見えました。

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 車両に積まれているデコーダーは有りますが、研究用にばらすのは面倒ですので・・・。

 

 

とりあえず、AR1の方を観察してみます。

表面はこんな感じ。部品を見ただけでは細かい機能は判りません。

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ICはPIC12F675の様に見えます。これはワンコインデコーダーで使っている物と同じですね。(一番安いタイプですね。)

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裏面のパターンを見るとDCC信号のパターンがうねうねと折り返されています。
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これは、何を意図しているのでしょうか?

何か、信号のタイミングでも調整しているのか?

はたまた廃棄する銅を減らす為か?(そんな訳ないと思いますが。)

 

 

 

ついでに、こんな物も引き取って来ました。

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電車なら15編成60両相当分となります。フレンドリー車両用は、暫くはこれで賄えます。室内灯も入手してこないとならん。

 

 

 

 

「スマイルライターCOMBO」の製作 その5 インサートアダプタ、出来た・・・。

某所に製作依頼していた、インサートアダプタ(呼称変更)がようやく出来上がり到着しました。

 

 一応これで、COMBOの部品は揃った事になります。

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※因みに、写真一番左の「DSdecR2b」は、1.6mm基板なので使ってはいけません! 

 

 

しかし・・・、残念な事にクリアランスを過小に見積り、コネクタに挿入するには窮屈になってしまいました。(失敗です。)

f:id:har_amc:20190126113704j:plain対策としては、とりあえずサンドペーパーで軽くやすってあげる事が必要です。軽く指で触れて、片面3回程くるくると円を書く様に回す位で良いです。両面で、ほんの少し(0.2mmくらい)薄くしてあげれば十分です。(写真のサンドペーパーはタミヤの#320です。)

 

 

 インサートアダプタの使い方は、そのまま使う(左)とスマイルコネクタ幅が8mmの物に対応します。立ち上がり部分をカット(右)し挿入すると10mmの物に対応します。

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SLOT1(基板シルク:Thin)側が10mm幅、SLOT2(基板シルク:Slim)側が8mm幅となります。

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適応コネクタは、「Wing-TAT」または「無印」に対応します。

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COMBOシリーズのコンセプトは、0.4mm~0.8mm厚の基板向けとなっていますが、対応機器は下のような物になります。

 

COMBO-Pは、「Web Nucky部品頒布」の「forKATO Loco」、「One Coin Decoder 4.2」、「One Coin FL Decoder 4.1」「One Coin FL Decoder DIP」に対応しています。

 

COMBO-Aは、正式リリース品が・・・。揃って無いか。

DCC館(あやの)「Smile Motor Decoderシリーズ」や「まとめ記事参照」、その他は、TwayDCCさんの「スーパースリム(参考)」に対応します。

また、名古屋電鉄の「 スマイルデコーダーR7n」が正式リリースまであと一息と言った所です。

 

 いろいろ、私の能力が足らない状況ですが、地道にぼちぼち進めていきます。

 

 

 

 

 

 

「スマイルライターCOMBO」の製作 その4

まだまだ、試作が続いています。

 

何がって?COMBOのアクリル加工です。

 

 COMBO試作版のテストユーザーの中には、アクリルの保護シートを剥がさず使って居られる方もいらっしゃいます。実は、最初の発注から、そういうデザインにしていたんですが、勝手に白黒反転で作って来たんです。

現場の技術者は、はなから反るのが判っていたのでそうした(してくれた?)のでしょう。しかし、発注前に問題が有ったら、事前に連絡くれと言っておいたんですが。

 

そこで、それを承知の上で無理言って試作をお願いしました。

概ねレーザーマーキングして、白くなるデザインで試作して貰いました。

(黒部分が白く表現されます。白は透明、緑は開口部となります。)

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赤は位置をちょっと移動した所です。

 

 

そして、一応出来ました、なんとか(概ね)表現は出来てはいます。

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しかし、LED上部がシースルーに・・・。 ああ、「Made in PRC」。

 

 

 やっぱり、レーザー当てた面が、縮んで反ってしまいました。

f:id:har_amc:20190123102233j:plain上から、外周カットのみの2mm厚、下の3mm厚、2mm厚と反りが大きくなってきます。これではダメですね。

 対策方針としては、マーキング面積を半分以下にし、チェッカーフラッグの様に程良くデザインして、3mm厚にしたら何とかなりそうな予想です。

 

 

 

一応白黒反転のデザインに戻して、赤部分の位置変更した物を発注しました。

(これは指示用のPDFで、加工用にはDXFでデータを送っています。)

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「赤部分を1mm移動した、新しいデザインです。」と何度も念を押して発注しました。

 

 

そして、昨日届きました。ええ、届くだけは・・・。

 

 

赤部分が、前の位置だったり。

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これは、2回目に作った物と同じです。(これは一応使う事にします。)

 

 

 

赤の位置は指示通りでしたが、”s”が抜けていたり。

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これは、どうしようかな?

 

 これらを見ると、Aに関しては新しくいデータを作り直している様に思いますが、Pの方はそのまま作ったのか?と疑いたくなります。

 

いったい、どうなってるんだ!中国人?? これが、「Made in PRC」か。

 

 

穴あけ位置とマーキング位置が多少ずれてしまうのは、工程によっては多少の許容が出来ますが・・・。

もう、3ヶ月位やり取りしていますが、いつになったらFIX版が出来るのだろうか???