スマステ基板、設計始めました。その3

スマステ基板その2で「訳有って」と申しましたが、その「訳」がやっと到着しました。

 

実は入院前から連絡を取っていたのですが、入院を機に連絡が疎になって居りまして・・・、1ヶ月程前にふたたび連絡してようやく入手に漕ぎ着けました。

 

品代としてはさほど高くは無く、順当な価格だと感じましたが、送料が高いですね。

しかし、香港より3日に出荷で4日に配達と、DHLのパワーをヒシヒシと感じました。 (しかし、不在で受け取れず。再配達も2日後しか選べず、仕方なく本日夕方にサービスセンターまで引き取りに行きました。)

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普段AliExpressで使うのは、無料とか数百円程度の国際郵便なので 、比べてしまうと・・・。時差が数時間有りますが、表示的に言えばおよそ24時間と驚異的な早さです。

 

 

 

そして、届いたのはこれ。「PIPO X9S基板」です。これで、部品扱いとなったマシンが復活出来ます。

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・・・おや・・・おやおや?何やらコネクターが一つ追加になっていますね。(左上2番目)

 

 

 

何が?コネクタに繋がるのかと申しますと・・・、これです。

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そう、オプションの「シリアルユニット」です。

PIPO X9S Board With DB9です。)

 

 

私、転んでもタダでは起きませんでした!損して得取れ精神とGoogle翻訳を武器に、長き交渉の末にとうとう手にしたのです。そう、とても知りたかった「シリアルコネクタの秘密」を。

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ケーブルはラッピングワイヤーでしょうか?

このコネクタは手に入るかな?0.8mmピッチ5pinのものですが、JSTの05SURなのかな?(SUHとSURの組み合わせの様だ。ショップで買えるでは有りませんか!)ヒロセのDF52 なら何とか買えそう。

 

送料が高いので、基板は2セット購入して単価を下げています。一つはサービスパーツにしておきます。

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付属のI/O基板類は必要では無かったので、今度頼む事が有れば、メインボードのみ頼んで、ディスカウントして貰おうと思います。

 

 

 

基板2枚の動作確認を行いました。右は故障させた基板です。めでたく復活となりました。少々高い授業料となりましたが、結果オーライとしておきます。

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これが未使用品の初期画面です。本来、届いた状態はこうでなくっちゃね。

 

 

ちりばめられた英語表記が気になるので、問題の「現スマステES」基板のリカバリをして見ようと思います。ました。f:id:har_amc:20171006072845j:plain

 

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やはり、EMMCがすこぶる遅い様です。1時間以上掛かって初期化出来ました。

 

 

 

引き続き、UARTの調査を再開します。

 

 

 

 

WiFiアダプターによる「ソフトAP」対応・非対応

先日、ネットブックの「DELL Mini12」をプログラミング用途に使いましたが、今度はDesktop Station ソフトウエアの「Webアプリ」を試すべく作業してみました。

 

ところが、前段階で「Connectfy Hotspot」を立ち上げると・・・。

赤字で「Wi-Fi adapter driver does not support AP mode」と出るではないですか!

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搭載しているWiFiアダプタは、「Intelの4965AGN」です。これは、純正のアダプタの通信規格「G」ではなく「N」に対応させる為に、積み換えていた物です。

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ここにも書いてある通り、「Intelの4965AGN」はAPモード(support Hosted Networks)には非対応との事。

 

 

他に手元に有るのは、「N」対応の「IntelWiFi Link 5100」と、純正で「G」に対応した「BrodecomのBCM94312」ですが、Intelの5100も4965同様に非対応でした。

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通信速度は「G」の54Mbpsに落ちますが、純正の「BrodecomのBCM94312」に交換し、最新のドライバーをあてました。

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「Connectfy Hotspot」は問題無く動きました。

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通信速度は、「N」の150Mbpsから「G」の54Mbpsに落ちますが、Webアプリ上は特に問題は無いと思います。

一応,動作確認をして見る必要は有りますね。 

 

 

 以前の記事(これ これ)で「Connectfy Hotspot」や「SoftAP」が動かないと言う方は、もしかしたらそういう事かもしれませんね。(APモード非対応のWiFiアダプタかもしれません。)

ここに書いてある通りに、確認して見る事をお勧めします。

 管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「netsh wlan show drivers」を打ち込むだけです。

 

 

スマステ基板、設計始めました。その2

基板作製までの長い道程をゆっくりと亀の様に進んでいます。

 

訳有って、遅々として進まぬ状態となっていますが、手配した部品は忘れた頃に「ぱらぱら」と届いています。

 

先日、ようやくDCC-OUT系のコネクタが揃いました。ターミナルブロックと住鉱テックのKATO互換コネクタです。

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住鉱のハウジングはオス側50個、メス側20個、コンタクトは100個単位でオス・メス共購入。ターミナルブロックも50個づつ購入しました。こんなに使うのか・・・?

 

これでやっと寸法が測れます。

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他にも取り寄せ中ですが、CP2102 USB-UART変換基板(あやのさん使用品と同等?)は日本へ輸送中です。(ステータスを見る限り25日出国となっているが、一週間経っても入国してません。どうなってるの?)

 

 

 

 

 

 

クロスポイント「京急2100形」ブルースカイトレインを組もう!その2

今日、友人の整備工場にアルミテープを取りに行ったら、原付バイクのラジエーター交換(ワンオフ品)をしている若者(友人の息子)が居り、3時間ほど取り付けの手伝いなどをこなして来ました。

 

夕方家に戻り、作業再開します。

適当に寸法取りして、アルミテープを切り出します。

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それなりに貼り付け出来ました。

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T台車の集電を良くする為に、スプリング式に改造します。

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一旦車輪と集電金具を取り外し、ドリルで穴あけの後、丸棒やすりで適度な穴サイズに仕上げます。

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部品を組み立てTOMIXの台車スプリングをセットします。TOMIXのそれに似てるでしょ!

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但し、スプリングが長く張力掛かりすぎで、台車が変な角度になってます。半分に切ってから、少々伸ばして調整すれば良いでしょう。

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アルミテープとスプリング部分は常時通電しております。やはり集電不良を起こすのはレール・車輪間の様です。 

 

 

LEDを両極のアルミテープに跨がせ、テスターの導通モードで点灯を確認しました。真ん中に有るのが、LEDです。

 

 集電用スプリングの在庫が4本しか無かったので、今日はここまでで終わります。

 

 

 追記

 

昨日取り付けたスプリングは6.3mmでした。

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現物合わせする為に、会社帰りにTamTamに寄って5.0mm、4.0mm他数種類を購入してきました。

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左が4.0mmで右が6.3mmです。6.3はだいぶ長いですね。

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右を5.0mmに変更しました。

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しかし、集電シューの高さが4mmなので、4.0mmスプリングでは意味が有りません。(最初から測って行けば良いのに。)

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 5.0mmのスプリングに決定です。あと6両分買ってこないとなりません。

 

 

 台車の加工までは全数完了しました。一応形にはなりました。台車のがたつきが2mm程度有るので、スペーサーを挟んであげると完璧なんですが・・・。f:id:har_amc:20171003000401j:plain

 残作業は、アルミテープの取り付けとスプリング取り付けが6両分、先頭車のライト周りの配線に、DCC化作業が全数有ります。テープLEDバージョンの室内灯も取り付け予定です。完成までは、まだまだ掛かりそうですね。

 

 

 

 

クロスポイント「京急2100形」ブルースカイトレインを組もう!

これはもう、何年前に購入した物か判りません。(10年前位になるでしょうか?)

 

ここ何日か、クロスポイントの京急2100形ブルースカイトレインのキットをいじっています。GMが完成品を発売し、KATOも発売済みの今日この頃、何を思って今更始めたのでしょうか・・・。

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要因の一つは、先日秋葉原でKATOの2100形ブルースカイトレインの空ケース(バラシ販売品)を運良く入手出来たのです。f:id:har_amc:20170929173348j:plain

  収納先が決まると、何となくやる気が出てきまして、手をつけてしまった次第です。

 

 

 これは昨年(2016)2月頃に作業した物ですが、GMストアで京急600形のライトユニットを見つけて購入し、恐る恐る組み込んで見た所です。天井部分の加工で何とか装着出来ました。

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素組みなら何も問題は無かったのですが、下手にライトユニットを装着したばかりに・・・、集電方法をどうするのか?と言う問題にぶつかって、お蔵入りとなっておりました。

 

もう一つの要因として、集電方法の解決方法を見つけたことです。イズムワークスのライトユニットがアルミテープを使って集電していました。

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但し、現状はバネを使う仕様になっておらず、十分に接触が得られるかは未知数です。 

 

 

GMの台車では集電出来ませんが、 KATOが京急2100形の標準色(赤)を発売した際に、動力ユニットや台車部品等を購入しておいたのです。また、ネット検索の上購入しておいたのが、エバーグリーンのプラパイプ3.2/1.9と中心ビス等です。

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いろいろ、こねくり回して何とか組み込み方法を見つけました。カプラー用に少々幅をつめています。

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集電用の切り欠きと、カプラー用に床板を短縮しています。

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台車とカプラーの収まりは、こんな感じになります。

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 プラパイプは、2.7mm位に切り出し台車板に嵌め込み接着します。ほんの少しリーマーで穴を広げて押し込んでいます。

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シートは、ちょー適当にぬりぬりしています。結構はみ出しています。

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 一枚だけ台車取り付け用ビスの貫通穴を開けてあります。

 

 

屋根周りの組み立てに問題は有りません。

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今日はここまで。屋根と床下機器の取り付けまで出来ました。

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あとはT台車とカプラーを取り付ければ、一応形にはなります。一度試運転をして見ます。

 

はて?アルミテープ、何処にしまったかな?

 

 

課長、ワンコイン4.2を作る。

先週末、突然息子の友達がうちにやって来た。友達と言っても鉄道模型部の友達であり、当然DCCの勉強の為にやって来たのである。(本当にそーなのかは不明では有るが・・・。)

 

うちの息子はゲームばかりで半田付けなどに興味を示さないので、高校の部活動にどう関与・指導すべきかが悩み所で有ったので、足を運んでくれたのはこれ幸いと、ワンコインデコーダ4.2のキットを取り出します。

(2週間ほど前に、息子が遊びに行った時に、ミント缶コントローラを作成しており、問題無く半田付けは出来ている。)

 

お手本に1つ作って見せた後、さーやってみたまえと指導もそこそこに、9枚の基板作成にチャレンジさせます。

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夕方までに全てを完成させる事は出来なかったが、ものにはなりそうな感じでは有ります。

 

 

残作業は私が引き受け、残り部品をさくっと取り付けします。忘れられた存在のネットブックを取り出して来て、シンプルPICKit2でプログラムを書き込みします。

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巷では役立たずの烙印を押されているネットブックでは有りますが、DCC用のプログラム書き込み機として使う分には特に問題ありません。

プログラム書き込みに関してはノーミスでした。優秀です。

 

 

あとは動作確認なのですが、検査用冶具を製作してみました。

ワンコイン4.2とワンコインFL4.1に対応しています。右側にモーター用に1つ回路を組んでいますが、中央のLED(両極性FX用)で問題無く検査できました。

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原価低減のため、ライト用には「ZXBM5210」を採用しています。

 

  

ピンヘッダにデコーダーを差込み、ミント缶コントローラと接続して動作確認をします。正転側は問題ありません。

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反転側も問題無くLEDが点灯しました。

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テスト結果ですが9個中7個はストレートで合格。残り2個はレギュレータの半田忘れなどを修正し検査合格です。

 

鉄道模型部の部長では無いので、勝手にDCC推進課「課長」に任命です。

 

後は、車両への組み込みです。

電気機関車ディーゼル機関車への組み込みは余分な作業がてんこ盛りなので回避し、まずは電車・気動車等の編成を選んで組み込みしましょう。

 

 

 

追記

在庫のM-5モーター(TOMIX)を見つけたので、自分用に冶具2作目を製作。

ショートピンでモーターとLEDを切り替え出来る様に変更しました。モーターはグルーガンで固定しました。

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スマステ基板、設計始めました。

足の手術や仕事・家族の都合で延び延びとなっていましたが、ようやく手を付けました。

 

予備機を出して来て、測定から始めます。

基板サイズは幅70mm程度。

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長さも70mm程度ですね。

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コネクタ類と電源基板等を配置。USB-UART変換基板は横向きで無いと入らないのか?

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KATOコネクタは、オス/メス違いです。サイズの参考です。

 

 

 要所を測って、JWWでさくっと作図。

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プリントアウトした物を切り取って、嵌め込んでみます。

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あれっ、何かズレてるな?

 

 

何度か調整して、概ね良い寸法に。

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USB-UART変換基板はCP2102を選定すれば、後方に出せるかも知れません。KATOコネクタx2なら何とかなるかな?