「Smile BiDi-Repeater Micro」の製作 その2

しばし時間が掛かりましたが「Smile BiDi-Repeater Micro」の基板が到着しましたので、試験をしていきます。

 

LCD基板も名前だけ変えて製作しています。

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部品を取り付け動作確認をすると、LDOから煙が上がります。原因は単純明快でLDOの選択ミスでした。

 

3枚組み立てたものの全て失敗して、各所修正の上4枚目の基板を組み立て、動く様になりました。

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LCD基板については、動作確認用に設置していますが、付けない状態が標準と考えています。

 

 

「MINI」と「MICRO」を並べて記念撮影です。

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アクリルケースは、別途用意しないとなりませんね。LCD基板を除き、内寸W50xD50xH15の空き箱が有れば収まります。

 

 

そして、試運転です。

左側から順に「DSair2」の出力が「MINI」を経由して「MICRO」に入り、「MICRO」の出力は「見るだけ君」に入ります。当然ながらある程度の遅延が発生します。「MICRO」はDCC信号から電源を生成するので「MINI」がONするまでは動きません。同様に「見るだけ君」も「MICRO」がONするまで動きません。

ここで気付いたのですが、「MICRO」はレイアウト裏に固定される事が想定されますので、BiDiをOFFにする為の、SW-ON固定の為のスイッチが必要ですね。スライドSWもしくはショートピンで対応する事になると思います。恐らく後者、ショートピン用のパターンを設けておく事になろうと思います。(ジャンパー線でストラップしてしまうのも手です。)

 

 

故障中の3枚の基板は、ATmega328PかBD6231のどちらか?又は双方を交換すれば復活出来るのではないかと思います。LDOの選択ミスの為に多くの部品を道連れにされてしまいました。

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とりあえず動作確認が出来ました。2カ所の修正点と、1カ所の改善点をもって、基板改版をしていきます。

 

 

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以下追記

基板3枚のリペアを完了し、正常動作する様になりました。

328Pを2個、ブリッジダイオードを2個、モータードライバーを1個交換しました。

但し、交換手順を間違えたと思われるので、モータードライバーは生きている可能性大です。次に組み立てる時に一度取り付けて、生存確認して見る事にします。