とりあえず「Smile BiDi-Repeater」の動作に目星がついたつもりでいましたが、相変わらずある条件についての突入電流には弱いままでした。
私の力ではどうしようも無いので、各所の知恵を借りまして、外付けの回路で対策を試みる事にしました。
起動時には、突入電流を緩和するサーミスタを通過させてOC判定を回避し、一定時間をおいてリレーでサーミスタをバイパスしてあげる回路です。
実験である程度の効果が確認出来ましたので、送って貰ったKicadのデータを元に基板を起していきます。
オリジナル基板の大きさは、完全にカスタムサイズでしたので、C基板に落とし込んでいこうと思いました。しかし、元々C基板より小さい基板を大きくするので、リピーターから操作出来る機能追加の為に、4極の3.5mmジャックを付けてみました。
サーミスタ基板側にも4極3.5mmジャックを付けています。DSair2と同じケース(PF)に入れられる様にC基板の一部変形となっています。
しかしリピーターで使う時には、LDOやタイマー等半分くらいの部品が必要有りません。
基板の敷地が勿体無いので、D基板サイズで考えてみました。
電圧は12Vが基本なのですが、16Vやもっと高い電圧に対応させる為には、リレーのコイル電圧を上げ過ぎない様にしておく必要が有ります。そこで7812を積める回路としています。
D基板サイズのアクリルパネルは、そこらで入手できるのかな?
しかし、そんな事を考えているのだったら、いっそリピーターに内蔵してしまおう、と言う事で本体基板の修正をする事にしました。試作時に付けておいたOLEDのパターンとUSBシリアル周りの回路をごっそり削除し、抵抗を垂直配置として敷地を確保しました。
モータードライバーとLCDを極力下側へ移動し、サーミスタとリレーを置けるスペースを捻出しています。2510サイズのDC-FANが置けて、何とか通風出来そうなスペースを確保出来ました。
なんだかんだ修正パズル?を繰り返しながら15時間以上やってます。大変草臥れました。
おっと、高電圧対応回路を積んでいませんでしたね。まだまだ作業は続きますが、LCD上のスペースに積むスペースが有るので、もう少し頑張ります。