「Smile”Stack”」について その3

「Smile”Stack” Decorder Array」の組み立てをしていきます。

 

先ずは電流値の話に関連してですが、モータードライバーからのDCC信号は3Aと大きく、とてもDIPスイッチでは流しきれません。DIPスイッチによる選択方式はやめてスズメッキ線0.8mmによる固定配線に更しています。一方、各DCCデコーダーへの信号選択にはDIPスイッチが必要ですが、100mA流せるので大丈夫でしょう。

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ピンヘッダとショートピンも3Aなので変更しようと思います。

 

 

「Decorder Array」は3枚作りますが、ドライバーA用のみ5つ、B/C用には1つづつのみデコーダーを取り付けします。

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部品の取り付けが終わったら、スケッチの書き込みです。何やら「ハウルの動く城」的な風貌であります。

f:id:har_amc:20210504165626j:plainスマイルコネクタ部分に回路間違いが有ったので、ジャンパー線が沢山。

 

 

そして、「Smile”Stack” BiDi-Repeater」と「Smile”Stack” Booster Array」と組み合わせていきます。

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組み上げた状態での、スケッチ書き換えも初代を使ってこの通り。

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線路脇に置いてみます。まるで中小企業の事務所ビルみたいですね。

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ところが、試運転で問題が発生しています。スタックせずに単体で試運転すると5つのデコーダーは問題無く動くのですが、積み上げると動かないデコーダーが出てくるのです。動きの悪いデコーダーのATtiny85を交換したりして、一時は動く様になっても組み合わせて動かすと動かなくなるのです。概ね1と5、たまに4と2が動かない状態です。

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一番上から一番下目まで4カ所のピンソケットの連結で、信号がなまる事も考えられるので、外配線も併用してみます。

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多少改善が有ったかな?動かないのが2から1に減ったかも?ほぼわからない程度です。

特にデコーダー1は動きません。一番遠い所に有って、上にもデコーダーが2段付いています。この辺は影響が出るものでしょうか?

 

一度だけ、7つのデコーダーが全部動いたことが有るので、次のお題に進もうと思います。この気まぐれに2日も付き合って草臥れました。

 

 

組み立ての利便性も考えると、ピンソケットにしない方が良いと思いましたので、基板改版時には、ピンソケットでの接合はブースター部分だけにして、外配線にしようと思います。(面倒なのでパターンは残します。)