9月に入って「季節が秋になったから」と言う訳では有りませんが、ちょっとした電子工作をする用事が有ったので、少しばかり電車モードになりつつ?あります。
ロフトにこもって半田付けしていましたが、途中で1階に下りた際に「3.3V LDO(SOT23-5パッケージ)」を紛失。
パッケージのフィルムを剥がした所までは覚えていて、その後ロフトから降りる時に、体のどこかにくっついて移動したようです。
しばし捜索すると、2階床でパッケージの残骸を発見!2階床を丹念に探すも見つからず。捜査範囲を狭め(時間を巻き戻し)ロフト上を捜索すると、カーペットに絡んでいるのを発見して事なきを得ました。
そして、一気に動作確認まで。
本家「DSmainR6」のページに記載が有ります、既知のバグ情報により「IC5、IC6のスルーホールに10kΩ抵抗を取り付け」して有ります。
※とりあえず、OLEDはピンソケット経由で直接取り付けしています。
そして、作っていた回路がこれ。
ハブダイナモ用の電源装置(5V出力)です。
以前作った物には、電圧制限が無くコンデンサ(16V)がパンクしてしまったので、今回は、ブリッジダイオードの出力に5.1Vのツェナーダイオードを3個直列に接続して15Vに制限をかけています。コンデンサは念の為50Vにアップグレードしています。
なぜそうなったかと言いますと、息子がテールランプを2個連続で故障させた為です。
ハブダイナモの定格は6V-3Wですが、無負荷時の波形をオシロスコープで観察すると、P-Pでおよそ100Vくらいは出ています。(勢いよく回した時)
恐らく、昼間ヘッドライトの負荷が無い時に、負荷の小さいテールランプに高い電圧が掛かって故障したものと思われます。
※下り坂では60km以上平気で出る様なので、それ以上電圧が掛かる事も予想できます。
電源回路を接続し、ダイナモを手で回して観察をしました。ヘッドライトを点灯している時は、DC7~8V程度に収まっていますが、無負荷にすると15V程度を示しており、ツェナーダイオードが発熱してきます。(制限が効いている事が確認できます。)
ヘッドライトを点けている時や、何かを充電するなどして負荷が掛かっている時は、電圧が低くツェナーダイオードは働きませんが、満充電になって無負荷になった時のツェナーダイオードの発熱をどうにかしないと故障に繋がるという事になります。ヒートシンク取り付け等の工夫が必要ですが、フレームバッグ内に入れたりすると放熱が満足に出来るかは?ですね。
自動で切り替える、何か良い方法は無いだろうか?