TPI スマイルライターの製作 その4 機能試作機の確認

TRAINO情報室に送って動作確認して頂いた、「AVRISP mkIIクローン版」スマイルライター試作機が戻って来ています。

 

ArduinoIDEにて書き込みを試すと、何度やってもいまいち上手く動いてくれません。いやになって来た所で、とりあえず基本に戻って「AtmelStudio7」にて動作確認をして見る事にします。f:id:har_amc:20200526124433j:plain

デコーダーの初期試作基板は、ピンソケットに接続します。

 

 

「AtmelStudio7」にテスト用スケッチを読み込み「Program」ボタンを押すと・・・、すんなりと書き込み出来ました。消去や書き込み・ベリファイを繰り返しても、何一つ問題は発生しませんでした。

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少しばかり気を良くしたので、再び「Arduino IDE」に戻りますが、やはり上手く動いてくれません。

 

 

 次は2番手の「NANO版:TPI書き込みアダプタ」試作機を試します。これは「ArduinoIDE」専用なのでIDEのみ試します。しかし、上手くいきません。f:id:har_amc:20200527090450j:plain

相当「IDE」に嫌われている様です。コンパイルは通らなくなるし、何台ものPCで試してもすんなりと動いてくれる事は有りません。

 

 

そこで、ここも基本に戻って3番手で純正「UNO」版(UNO自体の事ではない)の書き込み試作機を作りました。なぜこれからやらないのか?相当のへそ曲がりなんでしょう。 

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ここで問題が発覚。カードエッジコネクタがゆるゆるです。幾つか在庫を取り出して来て確認すると、数個同様の症状が見られました。これからコネクタは全数検査しないとなりませんね。

 

 

そして「Arduino IDE」にて書き込み確認をすると、一発で問題無く書き込みする事が出来ました。

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何故ここから・・・。orz

 

 

これで、やっとこさ「成功体験」が2つ手に入りましたので、配線ミスチェック(NANO版)や書き込みソフトの差異(AVRISP mkII)等について検討していく事が出来ます。

 

 

「ArduinoISPスケッチ」は、そのまま何にでも書き込んで使えるので、普段そのまま使っています。

2番手の「NANO版」も、同じ感覚でUNO用スケッチをそのままNANOに書き込んでいるのですが、上手くいかない物でしょうか?(使っている端子は、ICSP周りの10~12と電源のみです。)やはり配線ミスかな?

 

 とりあえず全てが動いたと仮定して、何で作るのが簡単か?と考えると・・・、2番手「NANO版:TPI書き込みアダプタ+TPI用スケッチ」か、3番手改「USBシリアルボード+ATmega328P」か?と思います。

しかし、ATmega32U4とかTQFP44ピンソケットとか手配済だしどうしよう?

 

※USBは「miniB」に統一しておきたいと思ったり。