28日は、DCC電子工作連合の冬の運転会に行って来ました。
運転会とは言うものの、各々が成果物を持ち寄り、デモや耐久試験等を行い討論する場となっています。
今回写真を殆ど撮っていなかったので、やった事をこの一枚でさらっと説明する事にします。
大まかに言いますと、左側のHO線路(DD13)とN線路(こまち)を使って「WiFi Throttle」(機能試作機)の試験を、 真ん中の小さい複線レールも使って、リピータの試験を行いました。
現状「WiFi Throttle」のプログラムは、2つあるスロットルを排他制御としています。
つまり、リアルタイムに2両の操作をする事が出来ません。安全の為、複線線路での試運転となります。
切替により、交互にそれぞれのスロットルにおいて、それぞれの車両を制御する事が出来ました。
※DSair側のプロトコル拡張によって、同時操作が実現出来るようになると良いな。
そして長いことやっています、リピータの試験です。
DSair2から出力されたDCC信号を、反対側線路(離れた側)より1.5次DCC信号として取り出し、リピータ1の入力へ接続します。
・リピータ1で1.5次DCC信号より再生成した2次DCC信号を、内回り線路に入力します。
・線路反対側より2.5次DCC信号として取り出し、リピータ2に入力します。
・リピータ2で2.5次DCC信号より再生成した3次DCC信号を、見るだけ君に入力します。
本来ならば、線路から取り出した3.5次DCC信号を見るだけ君で確認しなければなりませんでしたが、配線の都合でうっかり・・・。つまり、ワニ口クリップで取り出せばよかったのですが、忘れてました。(そう、袋の中に有るじゃないですか・・・。)
結果、同じ表示となっています。
線路から取り出した訛った信号?を繰り返し利用しても、同等の信号と(機械が)解釈出来る事が確認されました。
とりあえず、3次DCC信号まではDCC信号として使えています。
「WiFi Throttle」が終わったら、こちらのリニューアルに取り掛かる予定にしましょう。ケースは、スマイルライタ同様に、マーキング入りのアクリル上下サンドイッチに変更します。
4次~の試験は、追加試作機が出来てから行います。
但し、「WiFi Throttle」の完成までには、まだまだ時間が掛かりそうですが・・・。
春の運転会までには、マーキングの入った量産試作に漕ぎ付けられる様にしないとなりませんね。