鉄道模型市2018で デモ出来ました。(加筆あり)

本日、鉄道模型市2018にDCC電子工作連合の一員として出店(出展)して来ました。

 

レイアウトボードは、20分程度で組み立てを終えることが出来、試運転も滞りなく済んで実に好調な滑り出しです。

現場にて、S88-N在線検知を利用した簡単なスクリプトを設定し、自動運転のデモも行いました。

 

*****以下加筆

機器構成は、

1.DSソフトウエアを動かす為のノートPC。(本来はスマステを使用する予定でしたがシリアル不調により代役を立てました。)

2.「スマステ基板」:USB-シリアル変換基板を介して、コマンドステーションとして使用しました。

3.「リピーター」:内回り・外回りの「線路及びポイント」を個別のモータードライバーにて駆動しています。(リピーターについて

4.「S88-N GAP」:内回り・外回りそれぞれに設置。一周を10区間に分けています。(片ギャップ式)

5.「S88-N MAG」:外回りのみに設置。上記「GAP式」の区間内に、10箇所設置しています。(マグネット式)

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f:id:har_amc:20180430230717j:plainスクリプトの設定方法を教えて頂き、スクリプトのさわり程度はわかった気がします。(概念がわかりました。)これから、勉強していきます。 

 

走行風景はこんな感じ。 

外回りの183系0番台は「S88-N MAG」を使用して、画面下カーブの「マグネットセンサー:緑基板部分」を通過したら停止します。内回りの京急2100形は、ギャップ式在線検出を用いて、左右のカーブ出口区間に入ったら停止します。 

*****以下加筆

停止位置がずれていたり、周回毎に微妙なズレが生じるのは、スクリプトから停止指示するタイミングと車載デコーダーの減速特性による誤差の為です。 当然、この停止位置の調整をする為には、スクリプト上での停止タイミングの設定や、車載デコーダーの減速特性のチューニングが必要になります。

単一車両での周回運転でしたら、スクリプトデコーダー双方のパラメータをチューニングする事が出来ますが、異種・複数車両の走行の場合には、現状スクリプトの設定を変更するのは避けて、車載デコーダーのみの減速特性で調整する事になります。(スクリプトの停止指示からの停止時間を、車両全て統一する必要が有ります。)

この問題を解決する為には、単に「車両が居るよ」では無く「この車両が居るよ」という検出機構を用いる事が必要になって来ます。車両が判れば、スクリプト側での停止タイミングを調整する事が可能になります。

今後の開発に期待しましょう!

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撤去も15分程度で出来て、快適なデモ環境を整えることが出来たと思います。

但し、運搬は快適では有りません。車で運びたいと思う今日この頃です。

 

 

5月8日内容修正・加筆。