はやぶさ

昨日は、獨協大学はやぶさのカプセルを一般公開しているとの事なので、長男と二人で出かけてきました。
場内は、撮影禁止でしたので写真は載せられませんが、60億kmも旅して帰ってきた黒焦げのカプセルに日本の優れた技術を見る事が出来ました。

展示資料によると、はやぶさのカプセルが受ける空力加熱率は、スペースシャトルの30倍にもなり、1万〜2万度になるとの事。カプセル表面のアブレータ熱防御材料により、表面温度を10000度以上から3000度程度まで下げる事が出来るのだそうです。炭素繊維強化されたプラスチックが、高熱により炭化する際にガスを発生し、そのガスが断熱層になるというものです。
もちろんカプセル自体にも断熱材が使われていると思いますが、内部のセロファンテープがそのまま溶けずに残っており、高温になっていないことが見てとれました。


その後、新橋に移動しサウンド鑑賞会の打ち上げに参加してきました。