今回は、HACX R4.1(スタンダードSX改造済の物)を、HACX Std SXに再改造していこうと思います。
DesktopStation社より送られて来た、純正改造品を再改造していきます。
一旦バラします。ケーブル類はそのままでも大丈夫でした。長さが足りない場合は付け替えが必要です。
ゲタボードとの接続には、ピンソケット・ピンヘッダを用います。
OLED用の4ピン、スイッチ用の単ピンを7本取付していきます。
ゲタボードの下側とHACX R4基板の上側を繋ぎます。
今回は、試作基板が有るので治具として使っていますが、一般にはどちらもフリーの状態で2枚の基板を組み合わせる「修業」となっています。
ピンソケットが付きました。
ピンソケットの捻じれが動作不良の原因になっていそうなので、別のペアから基板を持って来た時には注意が必要です。スイッチを連打した様に誤動作する(チャタリングか?)事が有りました。
R4基板から、ゲタボードにRUN-LEDとリセット信号を接続します。
ゲタボード上のR1:1kΩ及びR2:6.8kΩを取付します。
2.42インチOLED側に、ロープロファイルのピンソケットを取付します。
OLEDについてる抵抗(100kΩ)とセラコン(0.1μF)は基板に取り付けする様になっています。
ピンソケットのモールドを端部までずらしておきます。
ラジオペンチで1本ずつピンソケットに差し込んでから、半田付けします。
下ケースの円錐状のボスは、組み立て時に干渉するので適宜(10mm程度)切り取ってください。但し根元から切り取ると底部に穴が開きます。
OLEDの表示も問題無く、試運転は良好です。
※基板の切り欠き(画像右下寄り)を忘れずに。
固定穴は、アクリルパネルをガイドにして3.2mmのキリで開孔します。
ズレを直したい場合も多少の長穴(楕円)なら大丈夫です。多少穴が大きくなってしまっても、薄手のワッシャを下側に挟めばリカバリー可能です。
試作のデザインシートを挟み込み、組み立てします。
デザインシートで隠れる部分については、ドリル穴が半分残っている等、造作に多少難が有っても見えなくなるので仕上げは中庸で大丈夫です。
自己満足のいく範囲で加工してください。
但し、OLED部分の逃げと、表面凹凸の払い落としは、確実に行ってください。
組み立て完了です。
データの処理が不足していた為、デザインシートは不完全な意匠となっていますが、各部開口位置の確認は出来ました。
POWERのLEDが明るすぎなので、違う物に変更する予定です。