ロクハンC11にデコーダーを仕込む その2

先週、集電改善の為にヨ8000と連結する事を思い付いたので、早速購入してみました。

 

 

ヨ8000、小さいです。

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当然、集電する様には出来ていません。

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中も配線する様には出来ていませんね。

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手摺や、床板部分が別パーツとなっていますが、驚く事にすべて1枚の金属で出来ています。エッチングした板を四方折り上げて立体化しています。

 

 

途中は端折って、出来上がりです。

東武鉄道のSL「大樹」ですので、ヨ8000と連結してしまって有ります。

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基本的にはC57と同様に、ポリウレタン線を巻いて、前後を繋いで通電しています。

f:id:har_amc:20181125145236j:plain見栄えはしませんが、通電と首振りは何とかなります。はて、カプラーはどうなってる?

 

 

純正アーノルドカプラーのフック部分を切り取り、半田鏝で溶かして溶着してしまいました。連結間隔は5mmくらいは短くなっています。

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カプラーポケット部分の鉄板が取れてしまったので、余ったフック部分のプラスチックを再利用して覆って固めてしまいました。

 

 

部品リードを再利用して車輪にコンタクトさせているので、見栄えはいまいちですが、走りも当然いまいちです。だいぶフリクションロスが発生しています。本当はもっと細いりん青銅棒等を使い、固定方法もよく考えてあげるのが正解なんでしょうね。

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そして、当然ケースには収まりません。

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ブリスター部分を切り抜き、Nゲージケースのスポンジ(抜いた後の通常ゴミになる側)を再利用して、車掌車部分の収納部を作成しました。

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相変わらず適当な工作ですが、一応収まっているので良しとします。

 

 

今回の改造により、C57同様に走りが改善されていますので、車掌車集電は効果ありと判断いたします。

 

 

 

おや???、はて!?、これはどうした事でしょう!!

 

今更ですが。気付いてしまった。

連結してしまうなら・・・、これが使えた・・・、様な気がします。

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改造される方は、ロクハン「A053」の方が多少安価(送料分)に出来ますが、連結部分は6本のポリウレタン線を渡さなければならないので、実用向きでは無いかも知れません。

※参考までに、C57はテンダーモーターなので4本でした。