初挑戦の「KiCAD」、部品配置やシルクの見直しをして、ようやく基板を発注しました。自分で基板設計したのは初めてなので、「失敗が有るのは覚悟の上」で発注掛けました。
発注から10日程で到着です。
基板2種に加え、アクリルの加工も頼みました。
先ずは素組みで、アクリル板の取り合い確認から。A版の開口位置は問題無しです。
勿論P版の開口位置も問題無しです。
何でそこから!?・・・職業病ですかね。
続いて電気的な方に移って行きます。
COMBO-Aに使うArduino nanoです。
いつものBAITEのものですが・・・。
実は、ATmega168版です。328とたいして値段は変わりませんが、単一機能ですので十分かと思いまして試してみました。
「Arduino as ISP」専用としては、十分なスペックでした。
基板の構成ですが、Arduino nano本体とスマイルコネクタ2個、ICSPピンヘッダと3つのLEDに抵抗のシンプルな構成です。試しにコンデンサ(C1)を追加しています。
今までの「nano改スマイルライター」では気が付かなかったのですが、「ArduinoISP」のスケッチで普通に3つのLEDをコントロール出来るんですね。オープニングセレモニーにて3つのLEDの動作確認が出来ました。
COMBO-Aについては、ノーミスで動いてくれました。但し、改良点は幾つか見つかりましたので、改版して完成度を高めます。
ちなみに、毎度お馴染みの「1回目エラー」は、コンデンサを追加して回避する事が出来ました。(TwayDCC様、有難うございました。)
次は、COMBO-P版に移ります。
こちらは、回路間違いとシルク間違いが御座いまして・・・。部品配置のミスも有って散々です。直したつもりだったのですが・・・。良くありがちな「undo」攻撃を仕掛けられた模様。(まー、自分で仕掛けたんですけど・・・。)
パターンカット&ストラップ1箇所、シルク配置(部品)変更が2箇所で何とか動いてくれました。
PICへの書き込みは、28PINのゼロプレッシャーソケットを使って、アダプターを製作。
純正「SimplePICKit2」を使って「PIC18F2550-I/SP」に書き込み。
書き込んだPICを「COMBO-P ES」1号機にセットし、空の「PIC18F2550-I/SP」に書き込み。
玉突き式に「COMBO-P ES」2号機にセットし、在庫のPIC全てに書き込みしました。
基板スペーサーの高さ違いで、2種類づつ作成してみました。コネクタの頭がアクリルパネル上に出ている/出ていないの違いですが、USB-miniBケーブルやフラットケーブルコネクタの取り合いで部品配置の変更が必要になりました。
デザイン的にはどっちが良いでしょうか?
基板製作についての総評は、「見直しが足りませぬ。」次は間違いの無いように改版していきます。