少々出遅れ気味の、D101(DCS50K)のACアダプタ

まとめ記事が出た後ですが、少々謎めいた感じになって来ているので、サンプル数を稼ぐ為、自分の持ち物はどうなんだ?との事で、確認してみる事に。

 

うちのアダプターは、フジガヤさんと同じ29-168」です。

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とりあえず、テストリードをあてると・・・、何で?

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とりあえずバッテリー表示が出ているので、006Pを買いに走って電池交換しました。

 

交換後は、フジガヤさんと同程度の、21.2Vでした。

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念の為、皆に習ってオシロで確認。

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おおよそ22Vで、波形もフジガヤさんと同じ感じです。

 

おそらく、無負荷状態での標準値?なのではないか??と思っています。サンプル数がたったの2つ(追記:3つ4つです。taka@さん、あやのすけさんも21V超の様です。)です。

 

 

しかし、あの銘板はいったい何を示している物なのか・・・? 

※3A負荷の時に、15Vまで降下する電源なのだろうか?

  不思議でなりません。

 

 

*******追記・修正******

 

・初期のAC-ACアダプター(29-165)の出力18Vは、

Yaasan様ページ・あやの様ページを見直し、内容修正)

1.オシロ画像を見ると、25V(ピーク)程度で、テスターであたると実効値付近の17.58Vを表示している。これがAC-ACアダプターの出口の正解値。

※同じ信号でも、測定機器の違いで、表示している値が違います。

2.内部の全波整流・平滑回路を通すと電圧降下(1Vと仮定)して、16.58Vとなる。

3.16.58Vを、更に内部のDC/DC降圧コンバータで14V迄落として使用している。

と言う事です。

 

※以下は、実効値例と旧機器の参考資料としてとりあえず、残しておきます。

『交流17Vの実効値を考えると直流12Vとなります。(おおよその電圧表記です。全波整流回路が必要です。)  これは、古いTOMIXのシステム(緑箱等)で採用されていた電源構成です。』

TOMIXのAC17Vって実効値?ピーク値?もうワカラナイです。後でチェックします。

この問題は次の記事をどうぞ

 

 

・ 後期のAC-DCアダプター(29-169)はそのままの15Vで、当然機械の許容範囲なのでしょう。(これが、本来欲しかった仕様だと思います。)

この場合も、内部の全波整流・平滑回路を通すと電圧降下(1Vと仮定)して、14Vとなります。DC/DC降圧コンバータを通すまでも無く、14Vとして使うのでしょう。 

 

・中期のAC-DCアダプター(29-168)については、直流21Vも機械的には許容範囲なのかな?一応動いているし。計算上実機には30V出力程度のトランスが入っている筈です。

仮に交流21V出力だったとすると実効値は(直流14.8V)となり、後期(29-169)の直流15Vの近似値となります。

 

初期型(DC換算で12V)に電源容量不足が有り、(DC15Vへ)リニューアルしようとして中期型を作成したが・・・、仕方なく後期型(DC15V)を作った。なんて事を考えてしまいます。こうでは無いですね。

 

ひょっとして、コンデンサが逝かれるのは、中期アダプター固有の現象だったり??するかも知れません。「2,200μF-25V」に21Vを印加するのは、流石に余裕が無いと思います。

 

******再追記******

DCC館様のページに、「実測19V印加」との記載がありました。これも中期型(21V)のアダプターを使っている様です。

 

 

 

******お手持ちのD101について******

 

以前私は、故障予防措置として「2,200μF-35V」に装換しています。(当時はこんな事になるとは思いもしませんでした。)

中期型の印加電圧の2倍には届きませんが、前期・後期型を使う場合に於いても、これ(相当品含む)に乗せ替えておく事をお勧めします。

また、運悪く既に故障してしまっている場合にも、アップグレード修理をお勧めします。

 

※↓↓のコメントに有るとおり、中期型アダプターを使っている方は、50V品に装換が良いですね。35V品に装換+別のDC15Vアダプターに変える事が、最良(Best)かも知れません。 

 

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