DSmainR5(Prototype) をBT内臓に改造。 

今回は、DSmainR5(Prototype)にBluetoothを内臓させるべく、作業を開始。改造には秋月電子Bluetoothモジュールを使います。
マイクロチップ Bluetoothモジュール RN-42-I/RM +R4BTオプション基板かピッチ変換基盤又はRN-42 Bluetooth 2mmピッチ変換モジュール もしくはマイクロチップ純正品を使います。


下調べとして、DSmainR4の結線図を眺めます。ふむふむ、CN4周りを踏襲(電源は3.3Vに読み替え)すれば良さそうだ。配線は、Arduino Nano周り、CN1の1(TX),2(RX)とCN2の2(GND),14(+3.3V)から取り出しすれば良しと。


手持ちの抵抗に1.2kΩと2.2kΩが無いので、恐らく分圧しているだけだろうから・・・と5.1kΩと10kΩで代用(計算上3.311V程度)、てきとーな組み立てでレベル変換基板を製作。


デコーダ取り付けに使う細い電線を使い、四つ編みしながら結線していきます。


組みあがりは、こんな感じ。


PCとペアリングの後、Desktop Station Softwareと連動した「RUN」の点灯/消灯を確認して、動作確認終了です。

絶縁の為、Bluetoothモジュールの袋(秋月袋)に放り込み、蓋を閉めて作業終了。


この辺りの(基板)アートワークは、基本的に製品版も変わらないと思いますので、同様に搭載可能なはずです。
※正式なBTオプションは、外付けで製品化されると思います。

追記
※重要事項:Bluetoothモジュールを内臓(結線)してしまうと、USBケーブルを接続した際に不具合が起こる可能性があります。これは、UART機能をminiUSB端子との排他利用で使用している事により起こります。プログラム書き換えが必要な場合は、搭載されている「Arduino Nano」を一旦取り外し、単体で書き込みを実行する事が必要となります。(Bluetooth経由での書き込みに対する検証は行っておりませんので、自己責任でお願いいたします。)