リピーターによる、4閉塞単独ドライブの実験

だいぶ間が開きましたが、リピーターを使った実験をしてみました。

家ではやる気にならなかったので、外で試しています。 

 

因みに、リピーターとは何ぞや?と言う人の為に始まりはこれ

 

その中で 注意点として書いていた下記についての実験をして見ました。

・複数の分割トラック制御用(閉塞区間制御)のブースターとしては使えません。

 元のDCC信号に比べて、多少なりとも遅延が発生して位相がずれる為、同一線路の分割(ギャップ区切り)の制御には使用出来ません。(出来ないと思います。)

 

 


とりあえず、こんな感じにお店を開きました。

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 いつも試運転に使っている、「青い箱」と「見るだけ君」の間にリピータを2台接続しています。(パラレル接続となります。)

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青い箱の出力は、各リピータのDCC入力(上側端子)を渡って見るだけ君に入っています。

4個のモータードライバICから出た2次ドライバー出力(リピートDCC信号)は下側端子より各区間(4区間)に接続します。

 

 

赤丸部分で両ギャップを切って、4つに閉塞区間分けをしています。区間毎にリピーターからの出力を接続しています。

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 今回は隣り合った区間に、各ドライバー出力を接続しています。



 動作確認はこんな感じ。

問題無く走ってくれました。

 

 

結果:

・複数の分割トラック制御用(閉塞区間制御)のブースターとして使えません。た。

 「使えました!

DCC入力(1次側信号)をパラレル接続していく場合は、問題無く「区間制御」に使えます。

リピートDCC信号(2次側信号)を 他のリピータのDCC入力(1次側)に入力して使う場合には、「必ず遅延が発生」するので、アクセサリ用として使うか、他の線路系統の「共通1次側信号」に使用する必要が有ります。

 

お約束:

1つの線路(多数の閉塞区間有り)には、1つの1次側信号のみをパラレル接続して使用してください。「1次側DCC信号と2次(3次・4次・・・)側DCC信号を混在させてはなりません。」

と言う事です。

 

 

とりあえず、 実験成功です。

 

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以下追記

肝心な事を忘れていました。今回は何も考えずに同じ電源を分岐していましたが、別の電源で試運転する必要が有りました。

今後は、別の電源を使用した時のバラつきも考慮したチェックが必要ですので、試して行こうと思います。 

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そうそう、惜しまれながらディスコンとなっていた「見るだけ君」ですが、復活する事になった様です。DCCユーザー必携の一品ですので、極力入手をお勧めいたします。

 

 

 

 

「ワンコインデコーダ for KATO Loco」を試す。その5

今回は、0.4mm厚の基板に部品を実装して、プログラムの書き込みについての確認をしました。

 

COMBO-P搭載の無印コネクタにおいて、0.4mm基板でも問題無く書き込み出来ています。

接触不良も特に無い様ですが、一度でも1.6mm基板を挿入してしまうと、コンタクトが開いてしまい、薄型基板(0.4~0.8mm)が上手く接触できない事が考えられます。この場合、コンタクトを曲げ直して間隔を狭くする事で接触を図ることが可能です。当然ですが、戻し過ぎて向かいのコンタクトと接触する事は厳禁です。

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COMBO-Pの基板は、細かな修正を繰り返しながら第3版基板になりました。一応これを製品版とする事にします。

 

在庫の第2版基板は、量産試作として限定頒布予定です。COMBO-Aも第3版となりましたので、同じく限定頒布予定です。

がしかし、 コネクタアダプタが全く動いて来ないので、リリース出来ない状態では有ります。何時になる事やら・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

またまた々、ふるさと納税(壬生町)記念品追加。

栃木県壬生町ふるさと納税記念品が、2種類追加されました。

全体の品数も非常に少なくなってきていますので、こまめに追加していますね。

 

栃木県壬生町(TOMY)」

 

 

鉄コレ 札幌市交通局250形 路面電車100周年記念(253・シングルアーム車) 動力ユニット組込済(11000)

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長野電鉄 1000系ゆけむりセット 室内灯付(28000)

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今話題なのは「GSE」ですが、懐かしい車両「HiSE」が長野電鉄で走っているんですね!「E253 N'EX」もそうですが、生き残って現役で走っていてくれるのは嬉しいですね。

 

「ワンコインデコーダ for KATO Loco」を試す。その4 (その2の2)

その2で考察のみ述べましたので、実際の通電状況を見てみる事に。

 

KATOの純正基板を差し込んで、導通を確認します。

 

スリット内部の段付スロープ手前で、基板PAD部分と重なる時点では導通なしです。

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基板脇に段付きスロープが見える状態です。

 

 

スリット内部のスロープに乗り上げる位置になると。導通します。

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当然ですが、奥まで差し込むと導通されています。

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結論

DD51確実な集電を確保するには、接点部分の基板延長が必要になります。

 

 

但し、DD51に関しては、外科手術が必要になりますので、そう急ぐ必要は無いですね。基板改版時に対応して頂く事にしましょう。それまでは、電気機関車中心にDCC化を進めて頂ければ幸いです。

 

 

「ワンコインデコーダ for KATO Loco」を試す。その3

「その3」です。

0.4mm厚の基板が到着しましたので、「その2」で観察した重要な部分を詳しく見ていきます。

 

基板を置いた状態です。面付け加工による誤差でしょうか?、2枚中1枚は嵌め込み部分が多少きつめで基板幅の調整が必要な様です。

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スライド範囲は、1.5mm程度です。

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スライドさせた状態の他方の嵌め込み範囲です。PADは1mm程度しか掛かりません。(意図的に嵌め込まず、上に重ねています。)

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前回確認した部分ですが、スリット内部奥側(右側)の持ち上がった部分に基板端が届かないと、確実な勘合及び接触は図れません。

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純正ライト基板と並べて比較します。(DD51の基板「#3070」に於いての比較です。)

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およそ2mmですが差込部分を伸ばし、PAD位置も修正する必要が有りそうです。

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サンプルが、DD51の1種類しかないので、他の機種の純正ライト基板との比較が必要です。

テスターの皆さんにお願いがありますが、基板「#3070」と違うライト基板が有りましたら、比較画像を撮影して頂けると幸いです。

 

 

 

またまた、ふるさと納税(壬生町)記念品追加。

栃木県壬生町ふるさと納税記念品が、2種類追加されました。 年末に向けてラストスパートと言うには少ないかな?

 

栃木県壬生町(TOMY)」

 

 

レールレイアウト 引き込み線 待避線 マイプランLT(50000)

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車両基地レールセット(107000)

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ロクハンC11にデコーダーを仕込む その2

先週、集電改善の為にヨ8000と連結する事を思い付いたので、早速購入してみました。

 

 

ヨ8000、小さいです。

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当然、集電する様には出来ていません。

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中も配線する様には出来ていませんね。

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手摺や、床板部分が別パーツとなっていますが、驚く事にすべて1枚の金属で出来ています。エッチングした板を四方折り上げて立体化しています。

 

 

途中は端折って、出来上がりです。

東武鉄道のSL「大樹」ですので、ヨ8000と連結してしまって有ります。

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基本的にはC57と同様に、ポリウレタン線を巻いて、前後を繋いで通電しています。

f:id:har_amc:20181125145236j:plain見栄えはしませんが、通電と首振りは何とかなります。はて、カプラーはどうなってる?

 

 

純正アーノルドカプラーのフック部分を切り取り、半田鏝で溶かして溶着してしまいました。連結間隔は5mmくらいは短くなっています。

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カプラーポケット部分の鉄板が取れてしまったので、余ったフック部分のプラスチックを再利用して覆って固めてしまいました。

 

 

部品リードを再利用して車輪にコンタクトさせているので、見栄えはいまいちですが、走りも当然いまいちです。だいぶフリクションロスが発生しています。本当はもっと細いりん青銅棒等を使い、固定方法もよく考えてあげるのが正解なんでしょうね。

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そして、当然ケースには収まりません。

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ブリスター部分を切り抜き、Nゲージケースのスポンジ(抜いた後の通常ゴミになる側)を再利用して、車掌車部分の収納部を作成しました。

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相変わらず適当な工作ですが、一応収まっているので良しとします。

 

 

今回の改造により、C57同様に走りが改善されていますので、車掌車集電は効果ありと判断いたします。

 

 

 

おや???、はて!?、これはどうした事でしょう!!

 

今更ですが。気付いてしまった。

連結してしまうなら・・・、これが使えた・・・、様な気がします。

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改造される方は、ロクハン「A053」の方が多少安価(送料分)に出来ますが、連結部分は6本のポリウレタン線を渡さなければならないので、実用向きでは無いかも知れません。

※参考までに、C57はテンダーモーターなので4本でした。