S88-N在線検出ユニットの新機構を作る その3

昨日、「S88 Control基板」と「S88 Detector基板」が到着しましたので、基板の組み立てをしました。

 

Control基板は、パターンカットとジャンパー配線をして一応形になりました。とりあえず試作ですので、センサー側の都合で1から5番回路はプルダウン、6番回路はプルアップにしています。 スケッチの一部修正が必要です。現状6番は正しく動かないと思います。

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Detector基板との接続部分は、ステレオプラグにするか?ケーブル直出しにするか?と少々考えています。

 

 

Detector基板の方は、SK8552Gを10セット、S-5716ACDL0を2セット作りました。

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 1個写ってません。

 

 

マグネットシートには、等方性の物と強力タイプ(異方性の物が有るとの事。前回使った物は等方性で弱いタイプでした。強力タイプも購入して試してみる必要が有りますね。

 

 

 

 

S88-N在線検出ユニットの新機構を作る その2

基本動作は概ね大丈夫なので、車両に搭載して試験をして見ます。(車両に搭載といっても、磁石側なんですが・・・。)

 

 とりあえず、粘着付きマグネットシートを購入して来ました。

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ホールICとのクリアランスを確認する為に、 最低地上高の低そうな動力ユニットを出して来ました。

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車輪ぎりぎりの地上高なので、カット済のマグネットシール1片を底部に貼り付けますが・・・、これではマグネットがレールに乗ってになりますので、アウトです

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一応、直線のみが走れる状態はこれ。

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車輪のフランジ内寸に収めます。ホールICのモールド面とのギャップは1mm程度しか有りません。

 

 

試験走行は、こんな形態で行います。

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穴あけが面倒なので、レール継ぎ目に挿入する形でテストに望みます。

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 試験結果はこの通り。

 プルアップ回路の見直しで、何とか正常に動く様になりました。

 

 

ここで少々問題が・・・、マグネットシールは非常に弱く2mm位から反応しなくなります。

今後は、φ5程度のフェライト磁石や同径程度のネオジウム磁石に取り替えての検討をして行く予定です。

 

可能であれば、この休みの間に試作回路(S88 Control基板改造品)を組み立てようと思います。実験用に幾つか磁石を購入して来ないとなりません。

 

S88-N在線検出ユニットの新機構を作る

現在、連合でリリースしているS88-Nの検出方式は、フジガヤ式(フォトリフレクタ)及び、Nucky式(片ギャップ)の2種類です。片ギャップ式に関しては、単純に電気的に判定をするので誤動作は少ないのですが、フォトリフレクタに関しては、環境光に左右されたり、手をかざすと反応してしまったりと、エラー要因が多数確認されています。(窓の無い安定した光環境に向いていますが、展示会等でデモンストレーションの際には、手かざしでデモが停止してしまう事が多々有ります。)

 

そこで、影響の少ない方式は無いだろうか?と考え、思いついたのが磁気感知式センサーです。

そこで秋月でホールICなる物を2種類購入して来ました。どちらも磁気を感知して出力をON/OFF出来る素子になります。

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S88 Control基板を改造して試験していきます。(既設のトランジスタや可変抵抗等を切り離し、5V・GND・信号のみ配線しています。)S88 Detector基板にも各素子を取り付けます。スケッチはフジガヤさんに一部修正してもらっています。

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先ずは、SK8552Gから試します。

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  磁石を近づけると、1~6まで全てONとなります。

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次に、S-5716ACDL0を試します。既に1~6まで全てONになっています。

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 磁石を近づけると、1~6まで全てOFFとなります。

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 双方を取り付けると、1~5まではON、6はOFFとなります。

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 SK8552Gは、6がONになります。f:id:har_amc:20180412222204j:plain

 

 S-5716ACDL0の場合は、1~5までがOFFになります。

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追記:回路図を見直すと、可変抵抗を通して、各出力が繋がっていました。これでは連動して反応してしまいますね。 

 

とりあえず、双方の素子共に反応はしてくれました。

各素子で、出力論理・プルアップ・プルダウンの特性が違います。レールへの取り付けを考えると、SK8552Gの方を採用する事になりそうです。

プルアップ周りを見直しします。

 

 

 

 

 

 

デモ用レイアウトでも作るかな。

DCCに興味を持ったのは、何やらアナログ車両では出来ない事が、いろいろ出来そうだ!?と言う事からです。

中でも、「自動運転が出来る」と言う事が最終目標になると考えます。しかし、実際にはどうすれば良いのやら・・・?、と言うレベルの私ですが、広報活動も考慮しBトレインを使った展示用レイアウトを作って見ようかと思いつきました。

 

レイアウトボード(900x600)にTOMIXのミニレールを以下の様に配置します。中央のスペースに、スマステやS88-N在線検出ユニット(片ギャップ式)、四つ角にポイントデコーダーやS88-N在線検出ユニット(フォトリフレクタ式又は「ふと思い付いた新機構」)を配置して見たりと・・・テンコ盛りを目論んで居ります。

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R140とR177の複線レールを基本としています。R103レールはとりあえず置いただけ。

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とりあえず、 ポイント8個をホーム毎に制御する事にします。

 

実際は、ホーム部分にS70を追加します。 Bトレインショーティー4両編成を載せると・・・、厳しいな。

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1両か2両編成でないと、上手い事停止させられ無いかも?

 

 

DSソフトウエアの「線路配置」でとりあえず作って見た。  「鉛筆マーク」でマス目をダブルクリックすると、アドレスを設定出来ます。(した。)f:id:har_amc:20180409234639j:plain

アドレスは、とりあえず上からポイント2つ(ホーム毎)に、1,2,3,4に設定。ポイント部分をクリックすると、ポイントを制御する事が出来ます。

 

フジガヤ式「昇圧ポイントデコーダー」を入手から約2年越しで製作し、8つのポイントを動かします。

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 問題無く、動いてくれました。

設定1台目、CV1:1(アドレスは1と2)、CV9:0、CV33:0(個別動作)、CV34:150(15V)、CV35:5(50ms)

設定2台目、CV1:3(アドレスは3と4)、CV9:0、CV33:0(個別動作)、CV34:150(15V)、CV35:5(50ms)

に設定。

 

 

とりあえず、ポイントはOKです。欲を言えばポイント毎にデコーダーを設置したい所です。

 

 

 

スマステ基板、設計始めました。その14 X9S組み込みと試運転。の3

スマステ基板の試運転で、大事な事を忘れていました。

 

X9Sの電源は5V-3Aですが、スマステボードに搭載したムラタのDC/DCコンバータ(5V-6A)を使って、X9S本体に供給する確認をします。基板シルクはコネクタになっていますが、直接電線で接続します。

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PC給電用にダイオードを追加しています。

1.5AのLDO(スマステ給電)と、3AのムラタDC/DC(PC給電)の組み合わせでも使用が可能です。勿論、オンボードDC/DC以外の外部DC/DCコンバータも接続して使用する事も考慮して設計してあります。

 

 

上手く動くと良いのですが。

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スマステ基板のみに、ACアダプターを接続します。本体のDCジャックは蓋して有ります。(φ3.5ヘッドホンジャック用のゴムキャップを使用)

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上手い事動いてくれました。12V-3.3AのACアダプタで試運転完了です。

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普段使っていた、LED照明用の12V-1.5AのACアダプタでは起動途中に電源オフしてしまいました。

 

 

ざっくり、5Vx6A=30W以上の電源が必要です。(全て使う事はまず無いとは思いますが。)12V-3A(36W)以上、余裕を見て12V-4A(48W)のACアダプタを純正とするのが良いでしょうか。

 

 

スマイルコネクタZ その4 「WingTAT」の2

スマステ基板の方はひとまず置いておいて、「WingTAT」のコネクタについて、詳細な所を見ていなかったので見ていきます。

 

「WingTAT」をスマイルコネクタZに対応させる為には、餡子を入れて幅・深さを調整する必要が有ります。TEのコネクタのコンタクトは抜けない様ですが、「WingTAT」のコンタクトは、比較的簡単に抜くことが出来ます。

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モールドを真下に押し下げるとコンタクトが抜けます。

 

 

 

両サイドには、2x1mmのプラ棒を差込ます。

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深さ方向には、2x2mmのプラ棒を2段入れます。

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コンタクトを戻します。

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リード側から、引っ張り固定位置まで戻しますが・・・。

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※上面より押し下げると、コンタクトが曲がります。 

 

 

正規の位置まで引き戻すと、餡子に当たってコンタクトが開いてしまいました。(右側参照)

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逆さまにしてコンタクト位置(高さ)をモールドと面位置にすると、広がらない位置となりますが・・・。

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この場合はコンタクトが直ぐに脱落するので、NGです。

 

 

2段目を2x2mm(左側)から2x1mm(右側)に変更すると、コンタクトピッチ・固定共に問題は無くなりました。

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これなら大丈夫です。 

 

 

基本的に、TEのコネクタに比べて勘合が2mm程深いので、標準のスマイルコネクタを使う場合にも、2x2mmの餡子を入れる必要が有ります。

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見えませんが、2x2が入っています。 

 

勘合具合はこの位。

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ショート及び、Zを使う場合には、下段に2x2mmと上段に2x1mmを入れます。

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こちらもこの位。

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連合開発陣は「スマイルコネクタZ」への移行(設計開発)を始めて居ります。0.8mm厚はもとより、0.6mm厚でも開発しています。

 

新規の電子工作ユーザー様におかれましては、いたずらに機器を増やしても面倒かもしれませんので、「スマイルコネクタZ」からの参入も視野に入れてみてください。

 

 

ふるさとチョイス リニューアル! ふるさと納税更新!(鶴ヶ島市)

ふるさとチョイスのリニューアルと同時に、記念品もアップデートです。

 

鶴ヶ島市ふるさと納税記念品が更新されました。

  埼玉県 鶴ヶ島市(KATO)

 

B-26 Nゲージ鉄道模型『KATO』のNゲージの歴史を語る!KATO Nゲージ生誕50周年記念誌](10000)

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D-08 Nゲージ[通称「レッドベア」 力あふれる牽引機 DF200形ディーゼル機関車](20000)

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F-09 Nゲージブルトレ時代を支えたEF65電気機関車 貨車付き展示セット](30000)

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F-10 Nゲージ[首都東京の一番の働き者 E231系山手線 展示セット](30000)

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G-09 Nゲージ[昭和故郷の思い出!キハ181系特急形気動車展示セット](50000)

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G-10 Nゲージ[日本最大級の難所を越えていく!E2系新幹線「あさま」展示セット](50000)

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G-11 Nゲージ[SL人気も牽引!C62形蒸気機関車・客車付き展示セット](50000)

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H-07 HOゲージ[縁の下の力持ちの働き!DE10形ディーゼル機関車・貨車付き展示セット](70000)

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オッと、これもだ!

 

B-27 Nゲージひよこちゃんが愛くるしい!チキンラーメン号](10000)

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