PIPO X9s を買ってみました。

 

皆様ご無沙汰しております。2月頃より右足の間欠性跛行が発生しており、先日カテーテル検査を受けて来まして・・・。再来週には診断結果が出ます。

 

久しぶりの更新ですが、いろいろ棚の上に乗せたまま、新しい事に手を付けています。

以前やあさん様が紹介していました、「GOLE F2」がずっとに気になっておりまして・・・、先日のAliexpress7周年セールの時に同様形状で少し大きく、少し性能が上がった?「PIPO X9s」を購入してみました。

f:id:har_amc:20170416012642j:plain

 

 

OSのセットアップと更新に丸一昼夜を費やし、ようやく裏蓋を開けます。メインストレージのeMMCがすこぶる遅いのです。

f:id:har_amc:20170416012702j:plain

 

 

事前の調査で、本体左側に丁度良さそうな空きスペースが有るのがわかっておりまして。 

f:id:har_amc:20170416012722j:plain

 基板起こしが必要な事も、重々承知しております。

 

 

今度は何を企んでいるのかと・・・、そろそろ私も、自分で企画品を作って見よう!と言う事で、「PC一体型コマンドステーションを作ろう!と考えております。

 

 

 

内部で、シリアル若しくは、USBが取れると有難いのですが・・・。

スペックを見ると、RS232がオプションで有るのか??

f:id:har_amc:20170416020712j:plain

ふむふむ、基板右側の空きスペースに、基板取り付け用ボスが4つ有りますな。ここにDsub9Pinが来るとすると・・・、隣のコネクタ用パターンが気になります。

f:id:har_amc:20170416012326j:plain

線を引き出しオシロで観察するも、ちょっと私の手に負えない感じがひしひしとするので、後回しにする事に。

 

このモデルのCPU「Z8350」には、USB2.0USB3.0が標準で付いています。基板上には、USBハブのIC「GL850G」が載っています。その辺りから追って行くと・・・。外部USB3.0(1ポート)はCPU下部のスルーホールから配線されておりますが、外部USB2.0(3ポート)は「GL850G」から出ています。

f:id:har_amc:20170416012333j:plain

 

「GL850G」には4ポートの出力があり、基板中のスルーホールや部品リードの導通を当たって行くと、どうやら「DP4/DM4」は使われていない模様。

f:id:har_amc:20170416004148j:plain

 

試しに、配線を引き出し、FT232RL USBシリアル変換モジュールキットを接続してみます。

f:id:har_amc:20170416004301j:plain

 

極度の緊張に見舞われますが、電源投入します。失敗しません様に。

f:id:har_amc:20170416022647j:plain

 

どうやら、成功した模様です。FTDIページよりドライバーをDLしインストール。デバイスドライバーの設定が終了し、COM3が表示されるようになりました。(COM1も認識しているので、何処かにはいる筈だと思うのです。)

f:id:har_amc:20170416001833j:plainとりあえず、内部からの配線確保が出来ましたので、次に取り掛かります。

 

 

一度配線を取り外し、再度の配線となりましたが、DSoneR2まで配線を伸ばします。

f:id:har_amc:20170416014517j:plain

またまた緊張の瞬間、電源投入です。

 

どうやら、問題無く動いた様です。「Desktop Stationソフトウエア」からのON/OFFも問題無く出来ています。

 

 

矢継ぎ早に基板設計と行きたい所ですが・・・、RJ45コネクタが入るかな?入らないかな?

f:id:har_amc:20170416024811j:plain

他に8ピン取れそうなコネクタと言えば、MINI DIN 8PINとかでしょうか?Appleの「Local Talk」のコネクタですね。 これは非常に懐かしい!!

いっそのこと、Dsub9Pinとかは?・・・、紛らわしいのでやめます。

 

 

 

youtu.be

新年度版、ふるさと納税

新年度版の記念品が、昨日既に出ていました。

今回は、Nゲージ5種です。

 埼玉県 鶴ヶ島市(KATO)

 

 

C010 Nゲージ [重厚な佇まい・圧倒される存在感 蒸気機関車D51標準形(長野式集煙装置)展示セット](20000)

f:id:har_amc:20170314064611j:plain

展示セットなので、線路1本付でしょうね。

 

 

D011 Nゲージ[新幹線の過密ダイヤを可能にした高性能新幹線N700A「のぞみ」運転セット](30000)

f:id:har_amc:20170314064913j:plain

 

 

D012 Nゲージ[強面な外観と和やかなカラーの融合 455系「グリーンライナー」運転セット](30000)

f:id:har_amc:20170314065054j:plain

 

 

E009 Nゲージ[高速感溢れる真っ赤なボディ E6系新幹線「スーパーこまち」 7両編成運転セット室内灯点灯付](50000)

f:id:har_amc:20170314065209j:plain

 

 

E010 Nゲージ[昭和特急黄金時代のシンボル! 485系運転セット室内灯付](50000)

f:id:har_amc:20170314065332j:plain

 

 

今回は有りませんでしたが、HOゲージは何を出して来るのか?楽しみです。

 

 

 

 

 

SPBOX その3

連日3Dプリンターが稼働中です。

 

モデリングにも慣れて来て、大きいSPBOXについては、本体2種類・蓋4種類を作成し、一気に出力。プリント速度をアップして、5時間41分との事。

f:id:har_amc:20170309001438j:plain

NIPPOの「Cura」が、何故かプリント中にPAUSEするので、昨晩のターンは残念な結果となりました。(今朝は4層程度で止まっていました。)

 

f:id:har_amc:20170309003220j:plain

そこで、今日はMUTOHバージョンでの出力を試行中です。フィラメントは黒に変更していますが、今の所問題は無さそうです。

 

 

**********追記********** 

今朝は、ちゃんと出来ていました。

f:id:har_amc:20170309071107j:plain

 嵌め合い公差が・・・、0.2mm位調整しないといけないかな??赤ではぴったりだったのに・・・。この辺が面倒な所かも知れません。蓋側で調整して昼間の作業スタートです。

 

SPBOX その2

引き続き3Dプリンタの勉強ですが、フィラメントの太さについて一つの基準が在ったので、太さ的には問題無い?のかも知れません。また、1.75±0.1とかも在ったりで正解は何処なんだろう?・・・と。まあ、個々のメーカーで推奨品があるのは、そういう事も含んでなのでしょう。

 

 後は、積層ピッチ絡みの問題(温度と送り速度の関係)なのか、物理的・機械的な問題なのかを確認して行かねばなりませんが、以前のパラメーターが不確実で・・・。少しづつ弄っているので・・・。言い訳はダメですね。つまり失念・・・。

機械的には、エクストルーダー(フィラメント送り機構部分)のゴミ詰まりや、設定温度が高過ぎるとノズル内で炭化して詰まったりする事が在るらしい。(出が悪いと感じて190から順次220まであげて行ったらおかしくなったので、なんかコレっぽい気がします。) 

 

そこで、ノズルを新品の0.3mmに交換して試します。動作自体は良好ですが、やはり出力結果に影響します。0.3mmと0.2mmでは特に壁部分の出来上がり厚さに変化が見られます。特に小さい物については、ノズル径に応じたモデリングが必要みたいです。(大きな物は時間優先で大きいノズルを選択しても良いでしょう。)

 

 

プリンターが、一応動き出したので、次の課題に移っていきます。

 今度は、なごでんさんのブラックキューブのユニット(以降BQU)を使った、大型版BOX(外形D20xW100xH12.5)BH形状としています。ふじがやさんの記事に有る折り返しバージョンに近い寸法です。音道長さとしては170mm程度です。

f:id:har_amc:20170307075353j:plain

 

 

出力は「Cura」を使っていますが、今回はNet上で見つけた日本語対応版を拝借。使用法解説が解りやすく非常に有り難いです。MUTOHNIPPOから入手出来ます。

f:id:har_amc:20170307075406j:plain

ちなみに、2ピースで出力に6時間程・・・。就寝前と出勤前にセットして、日産2個・頑張って3個と言った所です。

 

 

前作サウンドオプションユニット(以降SOU)とサイズ比較。どう考えても、HOゲージ向けですね。

f:id:har_amc:20170307093050j:plain

 

 

 

内部は相変わらず、適当なBH形状です。

f:id:har_amc:20170307093106j:plain

ユニットの向きは、振動版が外向きの方が音響的には有利だと思いますが、配線はどうしましょうか?ね。

 

その他、BQUの小さいバージョン(本体・蓋共。SOUより多少大きくなりそう。)と、SOUの大きいバージョン(蓋のみ)を作るのと、ストレートダクトバージョン(大)も作ってみましょうか。

 

今後の試運転としては、フィラメント各色(黒、青、緑、紫:やっとここまで増えました。)の出力と、再度0.2mmノズルに戻す算段をしていきます。0.2mmのドリル刃を手配したので、掃除しながらの運用が出来るかの検証もしていきます。(物理的には出来ると思っています。)

 

 

 

 

 

SPBOXの製作

今日は、久々に3Dプリンタを触っていました。

 

以前使った「SketchUp」ですが、やはり馴染めず、ソフトを「Fusion 360」に変更して、1から出直しです。もう、ソフトを変えるのは嫌なので、落ち着いて手順を踏んでいきます。

 

巷で話題の、SP関連で修行をしています。

寸法は、D10xW50xH7〔mm〕とし、サウンドオプションでお馴染みのSPユニットを使う様に考えました。

f:id:har_amc:20170227004238j:plain

形状は「BH:バックロードホーン」と言えますが、詳細計算(空気室、ホーン形状、スロート断面積等)は一切していません。あくまでも練習課題として適当に作図したものですので、細かい事は、言わないで置いてくださいね。

 

 

出力は、前回同様に「Cura」を使っています。

f:id:har_amc:20170227004247j:plain

 

 

 

 出力した物がこちら。(ひどいムラです。)

f:id:har_amc:20170227004138j:plain

パラメータ設定によっては、出力に1時間以上かかります。

 

2ピース構造でSPユニットを落とし込んで、弾性接着剤で固定するだけです。

f:id:har_amc:20170227004151j:plain

 

 

配線は、ユニットの切欠き部分から引き出し、接着剤等で密閉します。(すれば良いと思います。)

f:id:har_amc:20170227004203j:plain

 

もう少し、内部形状を工夫して作図しているのですが、3Dプリンタの機嫌が悪くお見せできる状態にはなりませんでした。

 

安売り処分品のPLAフィラメントを購入したからでしょうか?1.75mmのはずが、部分的に1.65mmだったりと、一様に出力が出来ずひどい仕上がりです。今日一日何度も出力していたのですが、全く安定せず嫌になって来ました。

 

しばしの間、適切なパラメータを探る日々が続きそうです。

  

 

今更AC

ワカラナクナッテキタノデ、ハカッテミマス。

 「当然、AC?Vと言えば、実効値ですね。」

 

 繁忙期につき仕事に行っておりましたが、帰宅後押入れからTOMIXの物を幾つか引っ張り出して来ました。若い子には知らない人も多いのでは無いかと思う、昔のシステムです。

測定用に見繕って出したのは、5040 アダプターユニット、5550TCSコンバーターボックスに、5001パワーユニットの3点。AC出力は17V、DC出力は12Vと言うシステムです。

f:id:har_amc:20170218220934j:plain

 

 

 先ずは、アダプターユニットのAC出力の測定。テスターですので実効値の17.1V。大凡いい数値ですね。

f:id:har_amc:20170218221235j:plain

 

オシロスコープの測定画面では、P-Pで48.8V。プラス側24.4Vの実効値は1.414で割ると、17.2Vと非常に良い数値です。

f:id:har_amc:20170218222739j:plain

 

DC出力は11.89V、概ね良い数値です。

f:id:har_amc:20170218221304j:plain

 

内部は、トランスと直流電源部が載っています。

f:id:har_amc:20170218221004j:plain

 

ブリッジダイオードと3端子レギュレータ、1次・2次の電解コンデンサと言う、典型的な全波整流+平滑回路です。

f:id:har_amc:20170218221039j:plain

 

TCSコンバーターボックスのDC出力は、12.08Vで良好です。アダプターユニットから17Vを貰っています。

f:id:har_amc:20170218221337j:plain

 

内部は、コンデンサ容量が違いますが、アダプターユニットと同じ基板の様です。

f:id:har_amc:20170218222258j:plain

 ここ迄は、想定内の回路でしたが・・・。

 

 

次は、パワーユニットに移ります。AC出力は19.4V。おや、少々高いかな?

f:id:har_amc:20170218221718j:plain

 

 

同様に、オシロスコープの測定画面では、P-Pで56V。プラス側28Vの実効値は1.414で割ると、19.8Vと計算値的には概ね良い数値です。

f:id:har_amc:20170218222850j:plain

 

 

 こちらのDC出力は、走行用電力で13.01V、言うより高い数値です。(DCレンジです。)

f:id:har_amc:20170218221730j:plain

 

内部を見ると・・・!、トランスにブリッジダイオードのみでは有りませんか。(見えませんが、小さい基板裏一人寂しく付いています)全波整流のみです。

f:id:har_amc:20170218221142j:plain

 

 

少し右に回して、LEDが点灯した時が、19V少し上回る程度。

f:id:har_amc:20170218232554j:plain

 

DCです。平滑化していませんが、誰が何と言おうとDCです。

f:id:har_amc:20170218232445j:plain

 

右に回し切って、21Vを少し上回る程度。

f:id:har_amc:20170218232634j:plain

 

 何度も言います、DCです。

f:id:har_amc:20170218232450j:plain

車両走行時には、LEDの点き具合が変わるので、負荷を付ければ多少特性は変わると思います。

 

これでAC17V・DC12V出力と言うのも、如何な物でしょうか??(30年前に言わないとね。)

 

これは、完全に想定外でした・・・。しかし、昔から使って来ましたが、走行は特に問題無いんですよね。

 

DCCと言いながら、今更なんて事をしているんでしょうね・・・。

 

 

スライド操作 の続き

前回スライド操作にクリック感が欲しい件を書きましたが、その他スライドスイッチ及びスライドボリューム製品を幾つか探してみました。

 

はじめに、前回のaitendoの12接点の物については、

f:id:har_amc:20170217102528j:plain

 「力行5、惰行1、制動5、非常ブレーキ1」若しくは、

 「力行4、惰行1、制動6、非常ブレーキ1」と言った感じにすれば、何とか使えそうですね。

 

 

 

以下は、今まで探し当てた物

 

・マルツパーツ

 スライドスイッチ7接点の物。これは、購入して見ましたが、結構大きいです。

 

f:id:har_amc:20170217102642j:plain

ただの箱で使う場合、「NC、ENT、0、2、4、6、8」とすると、上段(偶数列)を使うことになるので、下段(奇数列)をファンクション操作に割り当て出来ますね。

 

 

 

・AliExpressで探したのがこれら

 スライドスイッチ7接点、マルツの物とはピンアサイン違いでサイズはマルツに近いのではと見ています。単独回路が一つ有りますが、NCにするのでマルツと同じに使えます。

 

スライドボリューム(45mm)

 ALPS製でLEDの付いた物、11ポジション

 韓国製でLEDの付いた物、11ポジション

スライドボリューム(60mm) 

 ALPS製でLED無し、19ポジション

 

回路的には、これ等(スライドボリューム)を使う方が良さそうですね。LEDはいらない様な・・・。

 

やはり、あまり需要が無いのでしょうか?選定に難儀しますね。