SPBOX その2

引き続き3Dプリンタの勉強ですが、フィラメントの太さについて一つの基準が在ったので、太さ的には問題無い?のかも知れません。また、1.75±0.1とかも在ったりで正解は何処なんだろう?・・・と。まあ、個々のメーカーで推奨品があるのは、そういう事も含んでなのでしょう。

 

 後は、積層ピッチ絡みの問題(温度と送り速度の関係)なのか、物理的・機械的な問題なのかを確認して行かねばなりませんが、以前のパラメーターが不確実で・・・。少しづつ弄っているので・・・。言い訳はダメですね。つまり失念・・・。

機械的には、エクストルーダー(フィラメント送り機構部分)のゴミ詰まりや、設定温度が高過ぎるとノズル内で炭化して詰まったりする事が在るらしい。(出が悪いと感じて190から順次220まであげて行ったらおかしくなったので、なんかコレっぽい気がします。) 

 

そこで、ノズルを新品の0.3mmに交換して試します。動作自体は良好ですが、やはり出力結果に影響します。0.3mmと0.2mmでは特に壁部分の出来上がり厚さに変化が見られます。特に小さい物については、ノズル径に応じたモデリングが必要みたいです。(大きな物は時間優先で大きいノズルを選択しても良いでしょう。)

 

 

プリンターが、一応動き出したので、次の課題に移っていきます。

 今度は、なごでんさんのブラックキューブのユニット(以降BQU)を使った、大型版BOX(外形D20xW100xH12.5)BH形状としています。ふじがやさんの記事に有る折り返しバージョンに近い寸法です。音道長さとしては170mm程度です。

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出力は「Cura」を使っていますが、今回はNet上で見つけた日本語対応版を拝借。使用法解説が解りやすく非常に有り難いです。MUTOHNIPPOから入手出来ます。

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ちなみに、2ピースで出力に6時間程・・・。就寝前と出勤前にセットして、日産2個・頑張って3個と言った所です。

 

 

前作サウンドオプションユニット(以降SOU)とサイズ比較。どう考えても、HOゲージ向けですね。

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内部は相変わらず、適当なBH形状です。

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ユニットの向きは、振動版が外向きの方が音響的には有利だと思いますが、配線はどうしましょうか?ね。

 

その他、BQUの小さいバージョン(本体・蓋共。SOUより多少大きくなりそう。)と、SOUの大きいバージョン(蓋のみ)を作るのと、ストレートダクトバージョン(大)も作ってみましょうか。

 

今後の試運転としては、フィラメント各色(黒、青、緑、紫:やっとここまで増えました。)の出力と、再度0.2mmノズルに戻す算段をしていきます。0.2mmのドリル刃を手配したので、掃除しながらの運用が出来るかの検証もしていきます。(物理的には出来ると思っています。)

 

 

 

 

 

SPBOXの製作

今日は、久々に3Dプリンタを触っていました。

 

以前使った「SketchUp」ですが、やはり馴染めず、ソフトを「Fusion 360」に変更して、1から出直しです。もう、ソフトを変えるのは嫌なので、落ち着いて手順を踏んでいきます。

 

巷で話題の、SP関連で修行をしています。

寸法は、D10xW50xH7〔mm〕とし、サウンドオプションでお馴染みのSPユニットを使う様に考えました。

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形状は「BH:バックロードホーン」と言えますが、詳細計算(空気室、ホーン形状、スロート断面積等)は一切していません。あくまでも練習課題として適当に作図したものですので、細かい事は、言わないで置いてくださいね。

 

 

出力は、前回同様に「Cura」を使っています。

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 出力した物がこちら。(ひどいムラです。)

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パラメータ設定によっては、出力に1時間以上かかります。

 

2ピース構造でSPユニットを落とし込んで、弾性接着剤で固定するだけです。

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配線は、ユニットの切欠き部分から引き出し、接着剤等で密閉します。(すれば良いと思います。)

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もう少し、内部形状を工夫して作図しているのですが、3Dプリンタの機嫌が悪くお見せできる状態にはなりませんでした。

 

安売り処分品のPLAフィラメントを購入したからでしょうか?1.75mmのはずが、部分的に1.65mmだったりと、一様に出力が出来ずひどい仕上がりです。今日一日何度も出力していたのですが、全く安定せず嫌になって来ました。

 

しばしの間、適切なパラメータを探る日々が続きそうです。

  

 

今更AC

ワカラナクナッテキタノデ、ハカッテミマス。

 「当然、AC?Vと言えば、実効値ですね。」

 

 繁忙期につき仕事に行っておりましたが、帰宅後押入れからTOMIXの物を幾つか引っ張り出して来ました。若い子には知らない人も多いのでは無いかと思う、昔のシステムです。

測定用に見繕って出したのは、5040 アダプターユニット、5550TCSコンバーターボックスに、5001パワーユニットの3点。AC出力は17V、DC出力は12Vと言うシステムです。

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 先ずは、アダプターユニットのAC出力の測定。テスターですので実効値の17.1V。大凡いい数値ですね。

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オシロスコープの測定画面では、P-Pで48.8V。プラス側24.4Vの実効値は1.414で割ると、17.2Vと非常に良い数値です。

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DC出力は11.89V、概ね良い数値です。

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内部は、トランスと直流電源部が載っています。

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ブリッジダイオードと3端子レギュレータ、1次・2次の電解コンデンサと言う、典型的な全波整流+平滑回路です。

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TCSコンバーターボックスのDC出力は、12.08Vで良好です。アダプターユニットから17Vを貰っています。

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内部は、コンデンサ容量が違いますが、アダプターユニットと同じ基板の様です。

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 ここ迄は、想定内の回路でしたが・・・。

 

 

次は、パワーユニットに移ります。AC出力は19.4V。おや、少々高いかな?

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同様に、オシロスコープの測定画面では、P-Pで56V。プラス側28Vの実効値は1.414で割ると、19.8Vと計算値的には概ね良い数値です。

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 こちらのDC出力は、走行用電力で13.01V、言うより高い数値です。(DCレンジです。)

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内部を見ると・・・!、トランスにブリッジダイオードのみでは有りませんか。(見えませんが、小さい基板裏一人寂しく付いています)全波整流のみです。

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少し右に回して、LEDが点灯した時が、19V少し上回る程度。

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DCです。平滑化していませんが、誰が何と言おうとDCです。

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右に回し切って、21Vを少し上回る程度。

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 何度も言います、DCです。

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車両走行時には、LEDの点き具合が変わるので、負荷を付ければ多少特性は変わると思います。

 

これでAC17V・DC12V出力と言うのも、如何な物でしょうか??(30年前に言わないとね。)

 

これは、完全に想定外でした・・・。しかし、昔から使って来ましたが、走行は特に問題無いんですよね。

 

DCCと言いながら、今更なんて事をしているんでしょうね・・・。

 

 

スライド操作 の続き

前回スライド操作にクリック感が欲しい件を書きましたが、その他スライドスイッチ及びスライドボリューム製品を幾つか探してみました。

 

はじめに、前回のaitendoの12接点の物については、

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 「力行5、惰行1、制動5、非常ブレーキ1」若しくは、

 「力行4、惰行1、制動6、非常ブレーキ1」と言った感じにすれば、何とか使えそうですね。

 

 

 

以下は、今まで探し当てた物

 

・マルツパーツ

 スライドスイッチ7接点の物。これは、購入して見ましたが、結構大きいです。

 

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ただの箱で使う場合、「NC、ENT、0、2、4、6、8」とすると、上段(偶数列)を使うことになるので、下段(奇数列)をファンクション操作に割り当て出来ますね。

 

 

 

・AliExpressで探したのがこれら

 スライドスイッチ7接点、マルツの物とはピンアサイン違いでサイズはマルツに近いのではと見ています。単独回路が一つ有りますが、NCにするのでマルツと同じに使えます。

 

スライドボリューム(45mm)

 ALPS製でLEDの付いた物、11ポジション

 韓国製でLEDの付いた物、11ポジション

スライドボリューム(60mm) 

 ALPS製でLED無し、19ポジション

 

回路的には、これ等(スライドボリューム)を使う方が良さそうですね。LEDはいらない様な・・・。

 

やはり、あまり需要が無いのでしょうか?選定に難儀しますね。

 

少々出遅れ気味の、D101(DCS50K)のACアダプタ

まとめ記事が出た後ですが、少々謎めいた感じになって来ているので、サンプル数を稼ぐ為、自分の持ち物はどうなんだ?との事で、確認してみる事に。

 

うちのアダプターは、フジガヤさんと同じ29-168」です。

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とりあえず、テストリードをあてると・・・、何で?

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とりあえずバッテリー表示が出ているので、006Pを買いに走って電池交換しました。

 

交換後は、フジガヤさんと同程度の、21.2Vでした。

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念の為、皆に習ってオシロで確認。

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おおよそ22Vで、波形もフジガヤさんと同じ感じです。

 

おそらく、無負荷状態での標準値?なのではないか??と思っています。サンプル数がたったの2つ(追記:3つ4つです。taka@さん、あやのすけさんも21V超の様です。)です。

 

 

しかし、あの銘板はいったい何を示している物なのか・・・? 

※3A負荷の時に、15Vまで降下する電源なのだろうか?

  不思議でなりません。

 

 

*******追記・修正******

 

・初期のAC-ACアダプター(29-165)の出力18Vは、

Yaasan様ページ・あやの様ページを見直し、内容修正)

1.オシロ画像を見ると、25V(ピーク)程度で、テスターであたると実効値付近の17.58Vを表示している。これがAC-ACアダプターの出口の正解値。

※同じ信号でも、測定機器の違いで、表示している値が違います。

2.内部の全波整流・平滑回路を通すと電圧降下(1Vと仮定)して、16.58Vとなる。

3.16.58Vを、更に内部のDC/DC降圧コンバータで14V迄落として使用している。

と言う事です。

 

※以下は、実効値例と旧機器の参考資料としてとりあえず、残しておきます。

『交流17Vの実効値を考えると直流12Vとなります。(おおよその電圧表記です。全波整流回路が必要です。)  これは、古いTOMIXのシステム(緑箱等)で採用されていた電源構成です。』

TOMIXのAC17Vって実効値?ピーク値?もうワカラナイです。後でチェックします。

この問題は次の記事をどうぞ

 

 

・ 後期のAC-DCアダプター(29-169)はそのままの15Vで、当然機械の許容範囲なのでしょう。(これが、本来欲しかった仕様だと思います。)

この場合も、内部の全波整流・平滑回路を通すと電圧降下(1Vと仮定)して、14Vとなります。DC/DC降圧コンバータを通すまでも無く、14Vとして使うのでしょう。 

 

・中期のAC-DCアダプター(29-168)については、直流21Vも機械的には許容範囲なのかな?一応動いているし。計算上実機には30V出力程度のトランスが入っている筈です。

仮に交流21V出力だったとすると実効値は(直流14.8V)となり、後期(29-169)の直流15Vの近似値となります。

 

初期型(DC換算で12V)に電源容量不足が有り、(DC15Vへ)リニューアルしようとして中期型を作成したが・・・、仕方なく後期型(DC15V)を作った。なんて事を考えてしまいます。こうでは無いですね。

 

ひょっとして、コンデンサが逝かれるのは、中期アダプター固有の現象だったり??するかも知れません。「2,200μF-25V」に21Vを印加するのは、流石に余裕が無いと思います。

 

******再追記******

DCC館様のページに、「実測19V印加」との記載がありました。これも中期型(21V)のアダプターを使っている様です。

 

 

 

******お手持ちのD101について******

 

以前私は、故障予防措置として「2,200μF-35V」に装換しています。(当時はこんな事になるとは思いもしませんでした。)

中期型の印加電圧の2倍には届きませんが、前期・後期型を使う場合に於いても、これ(相当品含む)に乗せ替えておく事をお勧めします。

また、運悪く既に故障してしまっている場合にも、アップグレード修理をお勧めします。

 

※↓↓のコメントに有るとおり、中期型アダプターを使っている方は、50V品に装換が良いですね。35V品に装換+別のDC15Vアダプターに変える事が、最良(Best)かも知れません。 

 

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回転操作からスライド操作へ。

今日も、電子部品等を買いに、秋葉原まで出掛けて来ました。

何時も通り、秋月電子千石電商マルツパーツ館などの部品屋さんや、ポポンデッタやぽち・GMストアー等の物色をしていましたが、先日Nuckyさんがチラッと言っていた、お店に行ってみました。

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しかし、クハは大分前に売り切れてしまったとの事で、とぼとぼと秋葉原まで戻ります。

 

いつも、帰りは上野まで歩いて行きますが、今日は初めてaitendoに寄りました。

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以前探した時には、ちょうど移転時期だったと思いますので、時間の都合もあってよく探しませんでした。

 

 

店内では、FTDIのUSBシリアル変換基板が半額処分価格だったりしたので、幾つか購入して来ました。

しばし物色した中で、今日一番のお宝はこれ。(思わず声が!)

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新製品の、12接点のスライドスイッチです。(単体はこちら

これが、長年?の懸案事項の解決の糸口になりそうです。

 

何をそんなに悩んで居たのかと申しますと、DCCコマンドステーションにスライドボリュームを使った時の「ノッチ表現(クリック感)」をどうすべきか?という事です。

 

家に帰って、再度ただの箱の配線図を眺めます。

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またもや「Buttonのグループの」スイッチ周りに注目ですが、全てのスイッチがGNDに繋がっています。そこで、スライドスイッチのコモンをGNDに接続し、後はスイッチ毎に「NC、ENT、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9」と接続します。

 

スライドスイッチは、「Loc control」モードにするまでは、一番下側(NC)にしておきます。

f:id:har_amc:20170205230231j:plain,(アドレスは適当な状態で撮影してしまいました。残念!)

 

 

ポジションを一つ上げると、「ENT」でディレクションが切り替わります。

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さらにポジションを上げて行くと、0、1から

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9までの速度で走行させる事が出来ます。

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 スライド操作については、しっかりとしたクリックで、結構良いと思います。

 

 

 動画は下のリンクでどうぞ。

http://f.hatena.ne.jp/har_amc/20170206000318

前は、MP4の動画を貼り付け出来たのですが、はてなブログでは出来なくなったみたいです。( YouTubeにアップロードすれば、簡単に出来そうです。)

 

 

今回は、12接点のスライドスイッチを、上手い事ただの箱の「Loc control」に割り当て出来ましたが、ワンハンドルマスコンに適用する場合には、実物のポジションは13程有るみたいなので、少々足りませんね。もう少し接点の多いスライドスイッチが有ると良いのですが。

 

 

年度内最後 ふるさと納税記念品追加!

今年初(年度最後)の、記念品追加です。

今回はNゲージ3種類のみです。

 埼玉県 鶴ヶ島市 (KATO)

 

D-12 Nゲージ[地上を走る戦闘機!?500系新幹線「のぞみ」運転セット](30000)

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D-13 Nゲージ[居住性と高速性を併せ持った関西の万能電車221系運転セット](30000)

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D-14 Nゲージ[関東の東西南北を縦横無尽に活躍するE233系上野東京ライン運転セット](30000)

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HOゲージ、早く来ないかなー。